20210904 ISO100のモノクロフィルムをRICOHのR1で比べてみようと思ったが・・・
最近手に入れることの出来るモノクロフィルムとなると、FUJIFILMはネオパン100アクロスⅡというフィルム。
しかし、やっぱり高い。
そこで、以前見つけたのが、ORIENTALのSEAGULL100というフィルム。
ヨドバシカメラで購入したのだけど、3本で2000円ちょっとだったはず。
量販店などで手に入れることの出来るモノクロフィルムの中では、一番単価が安いモノだった。
先日、リバーサルフィルムなどまとめて現像に出したときに、3本使い切ったSEAGULLも現像に出した。
と同時に、アクロスⅡも現像に出した。
ちょうど、RICOHのR1にアクロスⅡを入れていたモノを使い切って、SEAGULLを入れたので、ほぼ同じ日時で同じような光の条件、同じカメラでの撮影という事が出来た。
これで、比べてみようと考えた。
自宅で現像する様なものは揃えていないので、フィルムは写真屋さんに出して現像をお願いした。
ついでにスキャンもしてくれるところなので、16Base(約600万画素)でスキャンしてもらった。
まずは、アクロスⅡ
そしてSEAGULL
正直なところ、違いが全然わからない。
同じカメラで、ほぼ同じアングルで撮影しているから、同じように写って当たり前と考えて良いモノなのか。
それとも、良いレンズの付いているカメラで撮影すればもっと差が出るのか。
RICOHのR1のようなコンパクトカメラのレンズの性能では、もしかして違いが出ないのかもしれないのか?
または、写真屋さんのスキャンする機械が、自動で露出などを調整しながらスキャンするからこうなってしまうのか。
最後の問題については、Epsonのスキャナを使って高精細で読み取ってみたら違いが出るのかもしれないから、確かめることは出来るかもしれない。
しかしながら、お手軽にモノクロフィルムで遊ぶのならば、高いネオパンを使わずともという気分になる。
しかしまあ、デジタルカメラで撮るモノクロとは全然違う感じがある。
まあ、だから面白いのだけれど。
自分は、モノクロで余り撮影してこなかったので、モノクロによる表現の善し悪しが余りわかっていない。
感性も持っていないところがある。
「なぜ、モノクロなのか?」という問いに対して、明確な答えはない。
まだ、遊びの範疇で表現の領域ではない。
ただし、遊びの中から何かをつかむこともあるのだろう。
また、モノクロフィルムを手に入れて、遊んでみたいと思う。