見出し画像

20210831 また訪ねたいところ・・・出雲

一時、島根に縁があり、盆と正月に出向くことが何年か続いていた。
初めてのお盆に出向いたとき、出雲へと足を伸ばして出雲大社などをお参りしたのだが、それよりも旧大社駅を見ておきたかったので、そこにも足を向けた。

画像1

駅の建物は、ホントに堂々としたもので惚れ惚れする。
ここから寝台列車が発着していた時代があったことを思うと、そんな時代に旅をしてみたいという思いが出てくる。

画像2

駅のホームに出てみると、今とほとんど変わらない構内看板が。
JR西日本の初期の頃の駅を示す看板がまた懐かしい。

画像3

隣のホームへ移ってみると、駅舎の横に臨時扱いの改札口が並んでいる。
ものすごいお客さんがここから乗り降りしたんだろうなぁ。

画像4

線路を渡るためにホームに切り欠きをして階段があるのだが、そこにはウサギが。
ちょっとしたことだけど、こうしたものが旅情を盛り上げる感じがある。

画像5

駅舎の中も、とても荘厳な作りになっていて、ただただ「すごい」という言葉しかない。
とても贅沢な作りであるのは間違いない。

画像6

調べてみると、廃止されたのが1990年とのこと。
運賃表がでているが、この頃はまだ急行があったのか、急行料金も表示されている。
今やJRは急行がなくなり、そして整備新幹線が開通することでかつては幹線と呼ばれた路線までがJRから第三セクターへと代わり、どんどん鉄路はぶつ切りになっていっている。
鉄道での旅というのは、大都市間は便利になったとしても、地方都市へは難しくなっているような気がしてならない。

実際、このときもクルマで回った。
冬の雪の季節は高速バスで出向くことが多かった。
周遊券という切符もなくなり、点から点を結ぶ旅しか出来なくなってしまったような気がする。

しかし、ここはまた訪れたいところでもある。

ちなみに、このときのカメラはCanonのIXY Digital200。
200万画素のデジカメで撮影した画像ではあるが、室内の暗いところは苦しいが、そこそこ見ることが出来る。

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

54,911件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?