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デジカメ遍歴その7:FUJIFILM FinePix XP120

2018年から職場が変わった。
屋外での作業が多く、その記録をとっていく必要もあった。
水を使うことも多く、iPadやiPhoneを使って水没させたり、泥が入り込むようなことがあっては嫌だったのと、あまり自分は道具に気が回らず落としてしまうことが多々有ったので、カメラを落としてダメにしてしまうことも気になった。

そこで、アウトドア用の少々のことではへこたれない様なものが欲しいと考えて、調べてみた。

先輩の方は、OLYMPUSを使っておられた。
確かに、その画質や機能を考えると「なるほど」と感じるもので、素晴らしかった。
自分も同じものにしておこうと考えたが、急な転勤という事で手持ちのお金に限りが有り、予算と合わなかった。
予算の中で合った物が、このFUJIFILMのFinePix XP120だった。

機能的には、一応不自由はない。
そして、FUJIFILMのアプリをiPadやiPhoneにインストールしておけば、Wi-Fiを使ってiPadやiPhoneに転送することも出来る。
このカメラで使う事が多いのは、1分ごとにシャッターを切るというような特殊な機能。
今のコンデジに元々そういう機能が付いているのも普通みたいだけれど、こういった機能を仕事で使う事が出来るので、重宝している。

ただし、画質に関しては、本当にあくまで記録用と割り切らないといけない感じも有る。
画像はあまり好みの色味ではない。
室内や曇った日には、色が出ない。
そういう意味では、ソニーDSC-WX200よりもさらに一世代古い感じがする。
FUJIFILMと言えば、最近色々と評判が高かっただけに、コンパクトデジカメのこの画質には期待をしていた分、ガッカリ度も大きかった。

これで、記念撮影みたいなものはあまり向いていないなぁと言うのが正直なところ。
ちょっと露出がアンダーだったり、いろみが地味だったり。
屋外で晴れていれば全く問題はないけれど、曇りや室内での撮影はちょっと残念な感じもする。階調性も自分の好きな感じではない。

つかいはじめて2年ほどだが、撮影枚数は1018枚とペースとしてはそこそこ。完全に仕事用と割り切って使っている感じ。

画像1

屋内で撮影してみたけれど、ぼんやりとした感じ。

画像2

いつものベランダから、晴れた日の画像。
noteに貼り付けて見るくらいの解像度だと何の文句もないが、この画像をプレゼンなど必要があって大型モニタやテレビ等で拡大して見るとなると、ちょっとガッカリした感じになる。

画像3

今年の8月15日。
クリニックへ行く際の、これまたお決まりの場所のお決まりの構図。
レンズにも癖があるのがわかる。

なんだか、否定的なことばかり書いているが、基本的には仕事上で必要なカメラであるのは間違いがない。
例にあげた画像も、仕事上のものはここには出せないので、ここ最近のものだけになっている。

自分のカメラに求めるものというのは、仕事でもプライベートでもというのがあったのかもしれない。
必要な状況の時にしか出番がない、逆に言うと限られたシチュエーションでは大活躍するカメラという気がする。

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