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20240816 RAWではなくJPEGが自分には合っている

この数年、写真に関わる様々な情報などを得ることが多かった。
休職をした期間があったことで、カメラと触れ合う時間が増えた。
新しく中古の(ちょっと矛盾した言い方だなぁ)デジカメを購入したりもした。YouTubeで写真関係の動画を見るようになったりもした。
フィルムが高騰したことで、デジカメを使うことが多くなった。
オールドデジタルカメラなども手元に増えた。

いろいろなカメラを扱うようになって、それぞれのカメラの個性も楽しめるようになった。
もう一つ変わってきたことは、撮影後の画像を触ることが増えたことだ。
この辺は、おそらくYouTubeの動画の影響がとても大きいだろう。
撮影した画像をそのまま公開するのではなく、RAWで撮影してそれをLightroomやcapture1でいじってから、公開する。
RAWで撮影したものをクレンジングする。
そういった事を目にするようになって、自分も興味を持つようになった。
自分の場合は、PureRAW3とLightroomでRAWを触るということを試してみたり。

しかし、自分が撮影したものを公開するのは、ほぼこのnoteか、Facebookくらいなもので、インスタやXに公開して集客するわけでもない。
どちらかというと、その時その時の自分に合ったカメラで撮影し、それを日々繰り返すようなスタイルでもある。
また、カメラのそれぞれの個性を楽しんでいたりもする。
そうすると、RAWよりもJPEGの方が個性を味わうことができるのだ。

実質的にnoteにアップする画像はほぼ9割がJPEG撮って出し。
もう、十分楽しめる。

ただし、この数年間、PureRAWやLightroomを触ってきたことは、決して無駄ではないというのもある。
仕事で撮影することもあり、そうすると趣味として取り組んできたことが仕事で生かされるようになってきたりもしている。
特にこの半年で、RAWで撮影したものをLightroomで触った画像が、何度も仕事で使われることになった。
これは、職場にカラーの業務用複合機が導入されたことも大きい。
だから、色々やってきたことが、全く役に立たなかったわけでもない。
でも、JPEGの画像もたくさん使われているから、これは自己満足の範囲内かもしれないけれど。
もっと言えば、最近は自分が大きなカメラを持って歩くのが嫌になってきているというのもあるけれど、古いマイクロフォーサーズで撮影したものでも使ってもらうことが増えた。
というのも、誰もが職場で常時使っているiPadで撮影したものが増えてきただけに、iPadで撮影したものよりも質の高い写真という意識を持たれやすいというのもある。
数千円で手に入れたオリンパスのPENデジタルや、Nikon D40Xといったカメラで撮影した画像の方がよく見えちゃうのだから不思議だ。

そんなこんなで、RAWに対する欲求がかなり下がってきている。
田中長徳氏が「RAWで納入という指示がない限りJPEG」と言われていたのが、恐れ多いが自分なりにわかるようになって来たのかもしれない。

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