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デジカメ遍歴その4:CANON EOS kiss X5 初めてのデジタル一眼レフ

デジカメを使い出して10年。
コンパクトデジカメばかりを使ってきたが、ぼちぼち一眼レフが欲しいなぁと思っていた2011年。
元々CANONのEOS55を使っていたので、そろえるのならEOSをとは考えていた。

デジタル一眼レフ自体も、この頃になると普及機がそれなりの値段で出回るようになった。
それなりの値段というのは、元々フィルムの一眼レフの普及機と同価格帯、ちょっと高めという感じだろうか。
ダブルレンズキットでたしか10万円くらいだったと思う。
フィルムはEOS55だったので、普及機ではなく中級機だったのでデジタル一眼レフも中級機をとも考えたが、中級機となると20万円を超える価格になっていたので、やっぱりそこには手が届かない。
という事で、レンズも2本付いているし、妥当なところという感じでの機種選びになった。

購入して以降、やはり仕事での記録用としてここぞという事に関しては、これを持ち出すようになった。
なので、これまで使ってきたデジカメの中では、一番シャッターを切っている。
2011年9月14日に始めてシャッターを切っていて、そこから今日までの間に8467枚。
Macの写真アプリに全て取り込んでいて、スマートアルバムでカメラの機種ごとに画像を自動的に整理するようにしているので、こういう情報もすぐに見ることが出来る。

性能としては、9年前の機種ではあるけれど、自分の使い方の中ではあまり不自由がない。十分と言えば十分。

一眼レフという事もあり、ちょっとずつ買い足しているものもある。
スピードライトは元々EOS55の時代に購入していた380EXが有ったのだが、これに430EX-Ⅱを買い足した。
縦位置グリップをその次に購入し、そしてバッテリも縦位置グリップに3つ入るので、それも買い足した。バッテリを三つ入れている状態という事で、仕事で使っていても途中でバッテリが切れるという事の心配もなくなった。
そして、仕事の中でレンズを交換しながら使うというのがとても面倒くさくなったので、シグマの18-300のズームレンズを買い足した。

普及機であるのに、縦位置グリップとシグマの巨大なズームレンズのおかげで、見た目はスゴイ重厚感になっている。実際にとても重たい。

しかし、最初のキットのズームレンズでも、そしてあとから買ったシグマのズームでも、やっぱりコンパクトデジカメでは適わない画質を得る事が出来る。受光素子がAPS-Cサイズで、これは今自分が持って居るデジカメの中でも一番大きい。
だからこその、信頼感でもあるのだけれど。

基本的には、これまでほぼカメラ任せで使ってきた。それ以上のものを撮ることがなかったと言えばなかったし、カメラに任せている状態で撮影したもので、自分にとっては十分な画像を得る事が出来ていたから、それ以上の事を試さなかったというのが正直なところ。

だから今のところ、まだこの一眼レフの機能を使いこなせていない。
以前取り上げた渡部さとるさんのYouTubeを見て、露出について意識してカメラを使い始めたら、なるほど中級機のEOS55では簡単にできる事が普及機のEOS kiss X5では出来ないことに気付いた。
ただ、どこでどうやってボタンを押していけば操作出来るかという事をようやくつかみ始めたので、このカメラを使ってのより良い画像づくりに関しては、これからなのかもしれない。

ちょっと意識して取り組んでみようと思っている。

すでに8000枚以上撮っているけれど、ようやく出発点なのかもしれない。
その出発点に立つことの出来るカメラになりそう。

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カメラを買って最初に連れ出したのは、サントリー山﨑蒸留所。

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こういう画像を撮れるのにもビックリした。
それまでのコンパクトデジカメとは全然違う写りだった。

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2012年には皆既日食があった。
本当はフィルタなどをつけて撮るべきだったんだろうけれど、何というか薄曇りで、雲がフィルタとなってレンズには何もつけずに日食を撮ることが出来た。

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島根の石見銀山。
おしゃれな店があって、ここはよく行った。

画像5

京都、四条大橋の西詰にある有名な中華料理屋。
前は何度も通ったことはあるが、一度も入ったことがない。
夕暮れ時でも、しっかりと撮れることに、デジカメのすごさを実感したのを覚えている。

画像6

動きのある所でも、初心者の自分としてはそれなりに撮れている。
この画像、奥に写っているのは朝ドラ「カーネーション」で有名になったコシノさんところのお店。その店の窓からは笑福亭鶴瓶さんや中田英寿さんが顔を出してだんじりを見ていた。

画像7

清水寺。
きれいに落ち葉を掃除している姿をとってみた。
秋になり、木々も色づき始めたが、今年は紅葉を見に行くことが出来るだろうか?

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