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デジカメ遍歴その3:リコーR8 時代の移り変わりの時期のコンパクトデジカメ

2008年の秋から2013年の年末まで、5年少しの期間でメインのカメラとして使っていたのがリコーR8。
確かこの前の代までは、ネーミングにCaplioというのが付いていたのがなくなって、ただのR8という言い方に変わった。

CANONを2台続けて使っていたが、デジカメの性能がどのメーカーもものすごく伸びてきて、個性勝負という感じになってきた時期だったと思う。
身近な人が、Caplio R5を使っていて、それがものすごく良かったのに刺激されて、物欲が高くなり購入することになった。

おそらく、このカメラが一番色々なところに持って出かけている。

性能としては、初の1000万画素機。
35mm換算で28〜200mmの7.1倍ズームレンズを搭載していた。この頃のコンパクトデジカメはワイド側が35mm換算で35mmが多かったので、28mmというのはワイド側に広く、それも魅力だった。
それからCCDシフト方式の手ぶれ補正機能も付いていた。
5年間で7833枚、写している。

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上高地の朝。少しガスが掛かってはいるけれど、河童橋からの眺めはとても気持ちよかった。

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飛騨高山の川縁。確か、テレビ朝日系列の十津川警部ものか京都殺人案内か何かでテレビに出ていたお店。「ロケをしていたところだ」とミーハー。

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ズームレンズを活かして、ちょっと遠目のば場所からカピバラの寝顔。
手ぶれしている物もあったけれど、ピタッとはまったときの写りは結構シャープ。

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京都でのカット。明るいところはとんでしまうけれど、色合いは標準でそれまで使ってきたCANONに比べると、こってりした感じの色合いで、結構好きだった。

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リコーR8の良いところは、接写マクロ。レンズ前3cmというのは、どのカメラメーカーのコンパクトデジカメでも出始めていた。しかし、同じ価格帯のデジカメの比較記事などを読むと、リコーが抜きに出ていた。これが、このカメラを購入するのを決意するのに、大きく影響した。
まだ、この頃はiPhoneは登場していない。始めてiPhone4を購入したのは2011年の2月。今や、接写するとなるとわざわざデジカメを出さずiPhoneで撮影するのが当たり前になったけれど、この頃はコンパクトデジカメの出番だった。
仕事で細かなものを記録しておくのに、これは最大の利点でもあった。

色々な所に持ち出しても、無難にこなしてくれる。このカメラを購入したのをきっかけにして、フィルムのカメラの出番は一気に減った。
丁度、近所のたばこ屋さんやコンビニで、フィルムの現像サービスの受付がなくなった時期とも重なる。
このカメラを購入した時期というのは、どのメーカーのデジカメもフィルムカメラとほぼ同じ値段でフィルムカメラと同等、すぐにそれ以上の性能になったことで、一気にフィルムが衰退し始めた時期でも有った。
それは、自分のフィルム消費量からも言う事が出来る。

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