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20230115 ブラブラとOLYMPUS PEN E-P1を持ち出して

ここのところ、PENデジタルはE-PL3を持ち出すことが多くなっていた。
とても小さくて、パンケーキレンズをつけると本当にコンパクト。
コートのポケットに入れて持ち歩くのももってこい。

ただ、やっぱりグリップはしにくい。
ということで、この土日はE-P1を持ち出した。
とは言っても、そんなにシャッターを切っていない。
ほんの数ショット。

日常の何でもない駅の風景。ただし、この駅の風景も10年もしないうちに変わってしまう。
ホームから見上げると、10年前にはなかったタワーマンション。このマンションが立っているところには、昔美味しい洋食とケーキを出す店があったのだけど、それも遠い昔話に。
喫茶店のテーブルの上には、胡蝶蘭が生けてあった。こうしたお花がさりげなく飾られていると、レンズを向けたくなる。
ガトーショコラを注文。

OLYMPUSのPENを持ち出してシャッターを切って感じることは、生活に寄り添ったものを撮ることができるということ。
日常を切り取ることに関しては、ものすごく扱いやすい。
カメラとしてはオールドデジタルカメラになるだろうが、なんと言っても小気味良さがものすごくある。
写真はシャッターを切らないと始まらない。
しかし、その最初のステップを踏み出すことのできる優しさがある。
一度イナーシャが付けば、あとは視的な刺激をレンズを向けて受け止めていけば良いだけ。

これは、ファインダーを覗いて撮影する一眼レフではちょっと難しいのかもしれない。
PENの液晶モニタで撮影するというスタイルが、ちょうど良いのだろう。

ファインダを覗かずに撮影するというのは、一眼レフなどで撮影するよりもピントが甘くなる感じは無きにしも非ず。
でも、それでも良いじゃないのとPENを使う時は感じる。
いつもピントが甘いわけではないのだけれども、ささっと本当にPENでメモをとるような、そんな気軽さがこのカメラのいいところなんだろう。
そうした緩やかさが、今の自分には心地いい。

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