20240620 新しいPENTAXのカメラについて思うこと
リコーペンタックスから、ハーフサイズのPENTAX17というフィルムカメラが発表された。
どうも、予約だけで初回ロットを全て売り切ったみたいで、手に入らないみたいだ。
値段は、88000円。
この値段を効いて、「えっ」と驚いた。
自分の感覚としては、とても高かったからだ。
どんなカメラが出るのかは、楽しみにしていたところもある。
2020年代も半ばにさしかかり、かれこれフィルムカメラが主流ではない状態になってから20年ほど。
衰退の一途をたどってきたフィルムカメラの世界に、どんなカメラを提案してくるのか?。
そんな期待があった。
それこそ、リコーのMF-1みたいな、写真の基礎を学べるようなカメラだったり、GR-1の様なカメラなども期待していた。
逆に電気を使わずにフルマニュアルの様なカメラを今の時代に作ったりしたら、それこそ後世に残るカメラになるのではなどとも考えたりもした。
でも、答えは違った。
それはそれで、いい。
noteを読んでいても、予約したという方がかなりいらっしゃる。
どんな写りをするのかは気にならないわけではない。
でも、自分に関して言えば、やっぱり「高い」。
新しいフィルムカメラということで気にならないわけではないが、これだけのお金を払うのならば、もっと違うことにお金を使いたい。
ハーフサイズカメラは、Kodakのおもちゃみたいなカメラから始まり、フィルムの値段の高騰もあって、今の時代の答えみたいなものなのかもしれない。
でも、それならば自分の場合はオリンパスのペンやリコーオートハーフで十分だ。
今回のカメラは、これまでのペンタックスが作ってきたカメラの色々な要素が含まれているとのこと。
巻き上げは110だし、レンズキャップはQだし。
飽きられないものになってくれればいいな。