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2020年8月22日 自由と社会的抑圧 シモーヌ・ヴェイユ 岩波文庫【読書】

まだ読んでいる途中。
本文は139ページまで。
そんなに分厚い本では無い。
しかし、世界史が苦手な自分にとっては、この本を読み解くのに必要な基本的素養が足りないため、調べたりしながら無ことになる。だからなかなか進まない。

今は、1/3くらいまで読んだところ。
ここまで読んだだけでも、思わず「ウッ!!」となる文章にいくつか出会う。
ものすごく論理的であることと、使う言葉の意味づけをしっかり行なっていることから、そこを基点にして読み進めることができる。ただし、短期記憶が弱い自分にとっては、ページを行ったり来たりすることになるのだけれど。

最近は本を読む際、積極的にラインを引いたり、印をつけたりしながら読むようになった。どうも、若い頃の記憶力がよかったときのような読書の仕方では、今の脳の状態だと内容を把握するのが難しい。
元々、小説であろうがエッセイであろうがどんなタイプの本でも、何度も本を読み直しながら内容を把握していく。昔は、印をせずともそれで良かった。印象に残るところやエピソードが、本のどの辺に書かれていたかというのまで覚えていた。今は、全くそんなことができる気配がない。だから、付箋をつけたりページの端を折り曲げたり、さらに書き込みをしながら読み進んでいる。

この本は、薄い本ではあるが、中身はとてつもなく濃い。
今の世の中を読み解くにも、ものすごく有意義だと感じる。

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