母であることは自分の中のアイデンティティをつくる大切なひとつ。
母になり、7年半。
だいぶ「母」が定着してきた。
自分を形作る要素はたくさんあるけれど、「母」としての自分は、とても大きな要素の一つ。
これからも形を変え、自分を作る要素となり続けるのだろう。
昨晩、息子が「ママの隣で寝るといいね。とても安心する。」と言ってきた。
普段は娘が隣で寝ているが、昨日は娘が早くに寝たので、「僕、ママの隣に行きたい」と言いやってきて、そう言われた。
かわいいなあと思った。
そして、お母さんっているだけでいいんだな、と思った瞬間でもあった。
怒ってばかりの時も多いけれど、気持ちはきっと伝わっているのであろう。
「ママ、ママ、ママー」と言ってくれるこの時期は、きっとあっという間。
もう8年近く続いているけれど、きっとあと8年後には状況はだいぶ変わっている。
でも「母」は続く。
色んな場面で「母」要素は出現する。
他の子どもを見ながらも我が子を思ったり、「母」としての自分を思ったりする。
人を見て自分を照らし合わせる。顧みる。よく見てみて考える。
自分というアイデンティティをつくる大切な要素としての「母」の部分。
そういう部分と素の自分が交差する。
上手くいく部分もあり、葛藤する部分もある。
もう8年近くその状況と付き合いながら、時折苦悩する。
だけど逃れられない。
そんな状況。
だけど大切。
きっと今日もお散歩中の子どもたちや登下校する小学生を見て我が子を思い、自分の「母」部分を意識するのだろう。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
そら
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