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『双極性障害』を発症し、絶望の淵に立たされた私が、とある“夢中になれるもの”との出会いを機に、日々を心から楽しいと思えるまでに回復したお話
身体が鉛のように重い。
力が入らない。
家の中の数歩先でさえ、
ものすごく遠い。
何が辛いのかもわからないまま、
子どものようにひたすら泣きじゃくって
いま刃物を手にしたら
本当に自分を殺めてしまう
とまで思って。
![](https://assets.st-note.com/img/1713681107107-zQsPGFxFZm.jpg?width=1200)
こんにちは!そらです🌱
これは2年前の私のお話です。
今まであまり、
双極性障害の私について
詳しく触れてきませんでした。
正直、少し怖さもありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713681277333-iTQq6Ygev0.jpg?width=1200)
発症した当時の私は、
会社や周り人に
今の自分の状態を
わかってもらおうと、
頑張って伝えたこともありました。
でも、
「誰にでもあることだよね」
「甘えじゃない?」
「もっと苦しい思いしてる人もいるし、
それに比べたら大したことないよ」
![](https://assets.st-note.com/img/1713678289036-saPHuM7NH2.jpg?width=1200)
そんなふうに、
直接的な言葉以外にも、
伝えたときの表情や言葉のニュアンスから
そのように言わんとしていることがわかり、
次第に伝えることを諦めてきました。
でも、
そら🌱のアカウントを
見つけてくださった
心優しい皆さんになら、
お話しできるのではないかと思い、
今回私の過去を綴ってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713685456125-IQ7CNaPctd.jpg?width=1200)
もし、こういったお話が苦手な方は
ここで画面を閉じてくださいね。
人生のどん底を味わった1年間
私が双極性障害を発症したのは
2021年4月。
仕事中、何に対してかわからない
イライラが止まらず、
職場から帰った私は
家に着いた途端、
ひたすら泣きじゃくりました。
理由もわからず泣いて泣いて、
![](https://assets.st-note.com/img/1713681500115-0eAASLV8Rg.jpg?width=1200)
ひとつわかったことは、
私のこころがこれまでにないほど
「辛い」と叫んでいるということ。
それまでも、
幾度となく「消えたい」と
思ったことはありました。
ただ、ここまではっきり
「死にたい」とまで思ったのは
このときが初めてのことでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1713678735890-pzvZgqGY3V.jpg?width=1200)
ここまできて私は
心療内科に行くことを
決めました。
後々「双極性障害」と
診断を受けた私ですが、
最初のうちに告げられていた
診断名は「うつ病」でした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137988199/picture_pc_3435e57bcb5537be62f14c4ea445cb7e.png?width=1200)
結論からいうと、
当時の私は、
派遣で設計会社の事務職を
していましたが、
その後、約1年3ヵ月の間、
仕事を続けたのちに退職しました。
発病から退職までは、
本当に人生のどん底を味わった期間でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1713682932511-OUgT9V7J81.jpg?width=1200)
あるときは
いきなりスイッチが切れたように
尋常ではない疲れが押し寄せ
布団に倒れ込んだかと思うと、
またあるときは
頭の中をモーターが
ものすごい勢いで
回っているかのように頭が冴えて、
![](https://assets.st-note.com/img/1713683567392-AloiFiZWIL.jpg?width=1200)
予定をパンパンに詰め込んで
後々自分を追い込むことも。
そんなことをひたすら繰り返して、
まさにジェットコースターのような
気分の波に振り回される、
そんな日々を送り、
限界を迎えたところで退職しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713685832714-Dz42JcI8Q4.jpg?width=1200)
夢中になれるものとの出会い
退職して1ヵ月ほど経った頃、
私は、
気力もなくただひたすら動画を
スクロールしながら過ごす日々を
送っていました。
その中で私は “とある出会い” を
することになります。
動画をスクロールする中で、
なんとなく目に留まった人。
![](https://assets.st-note.com/img/1713685690473-nQfTBAnm3I.jpg?width=1200)
「面白そうだからフォローしてみようかな」
最初はその程度でした。
ですが、
その人の動画を日々見るようになって
その人のことを知っていくうちに、
気づくとその人は
私の中で “推し” という、
とても大きな存在に
なっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713678988737-UHrZN43XVT.jpg?width=1200)
SNSの他にも
アイドルやアーティストとして
も活動しているその人は、
売れない時代からも
ひたすら人一倍努力を
積み重ねてきている人でした。
私がその人に
惹かれた理由をひとことで言うと
「生き方がカッコいい」から。
その中でも特に、
「この方は本当に
『今』この瞬間を生きているんだ」
ということがわかるようになってから、
ますます本気で
その人を応援したくなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713683861031-uzJVwdnHaz.jpg?width=1200)
それまでの私は、
ずっと何年も先のことを考えては、
先の見えない不安に
押しつぶされそうになっていました。
ですが、
「先のことは誰にもわからない。
だからこそ、変えることのできる、
『今』この瞬間を全力で生きる。
そうすれば未来は自ずと開けてくるし、
例えどこかのタイミングで命が尽きても
後悔しないんじゃないか」
その人を見ていると、
不思議とそんなふうに聞こえてくるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713684132012-sl3tuNbiGx.jpg?width=1200)
そして、
実際に足を運んだLIVE終了後には、
「なんか、すごく楽しいかも」
という忘れかけていた
感覚が芽生えていました。
病院の先生に、
「楽しいことをしてください」
そう言われたときに
「なんだろうなぁ…」
となっていた当時の私にとって、
「なんか楽しい」
その感覚を再び得られたことは
とてつもなく大きな一歩でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1713679949893-ayUtzzJcM7.jpg?width=1200)
双極性障害・HSPの私として生きていく
そうやって
お休み期間中の私は、
“推し活”をする中で
「楽しい」を少しずつ
思い出していく傍ら、
本やスマホで情報を
探して取り入れてみたり、
ノートに自分の気持ちを
書き出してみたりして、
「自分にとっての生きやすい」
を無理のない範囲で
模索しながら過ごしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713684459705-xnMrOl56EH.jpg?width=1200)
そうやって日々を過ごしつつ、
通院を続けていくうちに告げられたのが、
「 双極性障害Ⅱ型 」という病名でした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137988225/picture_pc_4d5fffcf4928920962cd111c1691d834.png?width=1200)
その診断名を伝えられた時、
ショックでなかったかと
言われるとそれは嘘になります。
ですが、
それよりも
どこか自分の中で
ハマりきっていなかったものが、
双極性障害を知ったことで、
「あぁ、私これだ」と、
パズルのピースが、
ピタリとハマったような
感覚になったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713679963620-3uoXcBC2Fp.jpg?width=1200)
今までよくわからなかった
ものの正体が明確になったような、
安心感に似たものでもありました。
そして、そのほぼ同時期に
判明したことがもうひとつありました。
「生きやすい」を
模索していく中で、
ある日、目に留まったのが、
「HSP」という言葉。
それまでもそれを耳にしたことは
ありましたが、
どこか「自分は違うかも」と
感じていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713684730226-7UIFQKRy8I.jpg?width=1200)
ですが、
HSPを知っていく中で
その中のひとつ、
「HSS型HSP」の傾向に
当てはまっていることを知り、
「私、HSPだったんだ!」
と気づくきっかけになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713679750756-fCKJ8xMMgD.jpg?width=1200)
自分が、双極性障害や
HSPであるとわかったことも、
推しと出会ったことも、
ここまで回復してこれたことも、
全て、
発病した当時の、
まさに絶望の淵に立たされていた私には
想像もつかなかったことでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1713685130663-Fu2WwXCFtT.jpg?width=1200)
進むのは怖いけれど、
「生きやすい未来を探したい」と
情報を集めたり、
時にはいろんな人の力を借りながら
諦めずに向き合ったりしたことが、
本当に少しずつ、
日々を楽しいと思えるまでに
回復した大きな理由だと
実感しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680256212-1kwJER3exk.jpg?width=1200)
ここまで私のお話を読んでくださっている
あなたへ、ひとつだけ質問をさせてください。
「あなたは今、生きていて、
心から楽しいですか?」
少しでも回答を迷ったあなたへ。
先の見えない不安に押しつぶされて
「楽しいことがわからなくなっている」
あなたへ。
理想と現状がかけ離れて
「今、生きていて楽しい」と
自信を持てないあなたへ。
もっと「“楽しい”を感じられる未来」を
作っていきたいあなたへ。
『生きていて心から楽しい瞬間』
を身をもって感じてほしいのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680371954-AO9YhvpYRp.jpg?width=1200)
今、生きづらさを
感じているあなたが、
これまで生きてきた
分の年数をかけて
積み上げてきた考え方を
変えることは容易ではありません。
また、
いきなり大量の情報を
押し付けられても、
全てを自分の中に取り込むことは
不可能に近いです。
ですが、日々生きる中で
何かひとつ
「それいいな!」
と思えたヒントが見つかったときに、
少しずつ取り入れようと
意識ができると、
1年でも大きく考え方が
変化しているでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680493625-mUuYQX0lWW.jpg?width=1200)
私自身、
気持ちが沈んだとときは
「なんでできないんだ」
「こんなふうに考えてしまう自分は嫌だ」
とかなり自分を責めて
しまっていました。
でもそれが、
双極性障害の病状のひとつ
でもあることを理解したり、
こう捉えることもできると
ヒントを得たり
を繰り返していくうちに
少しずつ自分を責めることが減り、
発症から3年経った今では、
格段に生きやすくなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680007341-AJgted7dDG.jpg?width=1200)
私はまだ双極性障害を
克服できた訳ではないですし、
今でも気持ちが
沈むこともあります。
ですが、
私はこれからもっともっと
「生きていて心から楽しい」
瞬間を増やせるように
日々自分をアップデート
していくつもりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680727633-SS5oEdD5qJ.jpg?width=1200)
私にとって推しは身近な存在
とまでは言えなかったけれど、
暗闇にいた私を
光を照らして
救い上げてくれた存在であり、
苦しかった時期を
「一緒に」
生きてくれた存在でもありました。
本当に誰にも頼れず一人きりで
どうにかしようともがいていたら、
私は今ここまで
回復できていないと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680915657-E0CXwx4P3X.jpg?width=1200)
人生のどん底から
這い上がってきた3年の間には、
「もっと早く知れていたら
こんなに苦しい思いを
しなくてよかったのに」
そう思うことがたくさんありました。
そういった
「知っていることで生きやすくなる考え方」
を皆さんと共有したり、
![](https://assets.st-note.com/img/1713686503251-psrLpJ4y1E.jpg?width=1200)
ひとりだとなかなか
進めずに不安を抱えられている方とは、
「一緒に」考えながら一歩進んでみたり、
時には立ち止まって「一緒に」悩んだり、
そういうことを私はしたいと思っています。
そら🌱のアカウントを
みてくださる皆さんには、
1ミリでも楽しいと思える人生を
送ってほしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680821981-c53dubwTRO.jpg?width=1200)
ひとりで
日々を生きていくのが難しければ、
ぜひ「一緒に」生きやすい人生を目指す
お手伝いをさせてください。
あなたはもうひとりじゃありません。
あなたは、
「一緒に向き合っていきたい」
「人生を変えていきたい」
そう思ってくれるだけでいいのです。
私、そら🌱と一緒に、
これからの人生を
心から楽しいものにしていきましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1713677837856-aTT8mi39VV.jpg?width=1200)
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
そら🌱
p.s.
そら🌱の公式LINEでは、
インスタグラムよりも、
より深い内容で
繊細さんが生きやすくなるための
情報を発信していきます。
『生きていて心から楽しい日々へ』
つながる未来を
私、そら🌱と一緒に
目指していきましょう!
↓さらに “生きやすい” を
目指したい方はこちらから💐↓
![](https://assets.st-note.com/img/1713613640614-4SqedhayFW.jpg?width=1200)
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