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探してるわけでもないけれど

自分の居場所ってのはなかなか見つからないものなんだなぁとここに来て改めて何度目か分からないけれど痛感している。

私は主体には決してならない
人と関わることでは絶対ありえないのだ

人との関わりの中での私の立ち位置は
絶対的に客観視する位置にある
主体となる人とその周りの人々を総合して
調整するような感じというか
バランスを見るというか
関わる人達がのびのび活動できるように
調整するような立ち位置になるのだと

私の主体となる場はこの世界には存在しない

この事だけは確実に確立しているのだと思う
もう余計な事はするまいと
心に何度目かの誓いを立てる


私の考えはどこにも届かない
私以外の人が困惑するだけなので
私は黙ることに精一杯になる方が
物事がスムーズに進んでいく
私は説得させられる側
納得して全てを飲む側である
人々に心地悪さを与えてはならない
これが分かるからこそ尚更だ

もう好きにすればいいさ
私は黙ることしかできないのだから
いくらでも言うがいい
私はじっと耐え聞くことを受け入れよう
私の主張はない。
あるけれどここでは主張できない
だから、それで良い。

人には分からないのだから
それで良い
わかってもらうことは不可能であると理解した
絶望も通り越すほどに呆れてしまった
失望でもない
とことん無である

無くて良い
なにも無くて良い
無いのだから
もう良いのだ


白梅
高津桜
寒椿


ひとり
黙々と
世を見る
心をリセットする

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