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頬伝う優しさの雨

サヨナラ

ふいに
歌をつぶやくように歌う
あの歌はなんだっけ…


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
夢の中の夢

いつの日か雨の夜
ひとり家路を歩いていると
ひたひたと足音が着いてくることに気が付いた
私が立ち止まると足音もとまる
しかし
気配は感じない

…何が居るのか…

気にはなるものの気配のない相手に
振り返る気にもならず
また、私は歩き出す
するとまた、ひたひたと足音が着いてくる

…きっと姿はないのだろう…

何故か私はそう思い
そのまま家路を進んでいく

進む先で私はいつも通り立ち止まり
手を合わせる
そこには小さな祠がある
するとずっとついてきた足音がその祠へ進む音が聞こえた

あぁなるほど…ここの主だったか
私は改めて手を合わせ
いつもありがとうございます🙏と礼を告げ
再び家路を進んでいく

もうひたひたと足音は聞こえなくなった
そうか
毎日駅前からここまで
この祠の主が私を守ってくれていたのか
私は心が暖かくなった

特に何も無い日常
何も起こらないと言うよりは
起こるはずもなかったのだと知る


翌朝
いつもは帰路とは反対側の歩道を歩いているのだが、今日は帰路と同じ道を歩いてみることにした
そう、あの祠に挨拶をするためだ

そろそろ祠へ近付くはずだがなかなか辿り着かない…私は振り返り道を確かめる。
いつもと同じだ…なのに、なぜ祠は見つからないのか…不思議におもいながら私はそのまま道を進んで行く
するといつもと違う道に出た…

「ここは、どこだ?」
この土地に住んでもう四半世紀になるというのに、こんな場所があるなんて…
初めて来た場所だった。
桜の木が1本
何もない広い場所に佇んんでいる
ふと目線を動かすとその向こう側にいつもの祠があった…

「あの祠がある場所はこんなところだったのか?」
私は不思議に思いながら祠へと近づく
ちょうど桜の木とすれ違う瞬間ふと足元を掬われた…罠だ
誰がしかけたのか私はまんまとその罠に捕まってしまった…
「この場所は一体どこでこの罠はなんのためにここにあるのだろうか…私に今何が起こっている?」
呆気に取られながらも何故か冷静にそんなことを考えてじっとしていると
あのひたひたという足音が聞こえてきた

「何故あなたは今日この道を通ったのですか?」
そのひたひたという足音の主が話しかけてきた
「何故でしょうか…私は気が付いたら…」
「あなたは今何を求めているのでしょう?」
「私は特に何も…ないと思いますが」
「ではなぜそのような姿をしておられますか」
「その罠はその人の望むものを写す鏡のようなもの…あなたはなぜそれを望むのですか」
「それは何かの間違いです。私にはこのようなことは望むことすら許されていないと思っています」
「そうですかそれでは質問を変えましょう。なぜあなたは今私を求めようとしたのですか?」
「私はあなたにお礼を伝えたくてただ…それだけなのですが…」


リリーリリーリリーリリー

『はっ!ここは?!…』
私はまだベッドの上に横たわっていた
私は夢を見ていたようだ


「ようやく気が付きましたね…おはようございます。ここは病院です。起きたばかりで申し訳ありませんが…声は出せますか?」

「…。ン…。ワ、ワ…タシハ…」

「あぁ、良かった。声は出るようですね。
ではあなたの名前を教えて頂けますか?」

「…?…??…ワ…ワタシ…ワ…」

私は…誰なのか…私は?あの祠にいたはず…
ここは一体どこなのだろう?
私は…


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈終┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


何となく突然浮かぶがままに書いてみました
まさかこんな展開になるのか…という感想と
ベタな話だよねという思いと

変な気持ちだね
創作ってこんな気持ちになるもんなのかな…
やっぱりよく分からないや

タイトルはこの歌の詩です。

思い出す必要も無いくらい覚えてる…


つまんないよねわしの書く話は
もっと突飛な話とか書けんもんかなぁ
読まないから書けるわけないよなぁ

でもさ、昔の文豪とか言われた人達って今みたいに本とか読むものとか潤沢にあったわけじゃないから、自分で作ってしまえ!みたいなところあるじゃない(ホントかどうかは知らんけど)
だから、本を沢山読んでるとかそういうの関係ないと思うんだよなぁ…
書く人の想像力と創造力のたまものだろ?って
書くためにそんなに努力が必要だったら書けるようになる前に描いてる想像力消えちまいそうな気がするんだよな…

才能のないやつの言い訳残しておきます

別にわしは文豪になりたいわけでも
憧れてる訳でもないからさ
第一に文学というものを読んだことが無い
漫画も読めない
そんな不器用な人間だよ
できるわけないよꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)あはは
だから、書きたくないのに
ヒスイという魔性にもっと書けとそそのかされたいや喧嘩売られたから買ってしまったよね
滅多に売られた喧嘩なんぞ買わないんだけどな…
他にやりたい事があるからな
物語的なのは書くのに時間かかるんだよ
わしには向かない

ヒスイという魔性

へへ、
意地悪な言い方するよねわしも
最強女子は熱を出して寝込んでおる
今は最弱女子だ
だから言ったのになぁ…やっぱり伝わってなかったか。

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