若年性認知症に関する映画2選
今回は若年性認知症がテーマの映画をご紹介いたします。偶然づしょうか …タイトルもそっくりな…😊
認知症、他人事と思っていませんか?
映画では二人の女性が登場します。うち一人はトップ女優、もう一人は言語学者。まさか自分が認知症なんかなれるとは夢にも思ってない、いや、そう考える暇もなく働いた矢先にいきなり襲われる体の異変…。認知症という…認めたくない…その過酷な現実をどう受け入れるのか…認知症の進行と心の変化、真の受け入れ方…私も忘れで物忘れ外来まで通ったことがあったので…尚更…色々と考えさせられる映画でした。
映画にさわる前…少しだけ若年性認知症とは…映画の理解にも繋がります。
若年性認知症
『アリスのままで』
認知症…。この年になると他人事ではない。
失っていく記憶…介護なしでは何もできなくなる自分を受け入れる事ができないまま時間は流れる。
変わっていく妻、母を受け入れないのは家族も同じ…。家の中でトイレを探し回っては…漏らして泣いてしまうアリスの姿に…世界中で活躍した言語学者のあのアリスはもういない…。
癌だったらよかったのにと…絶叫する彼女だが…やっと自分を受け入れる事ができた彼女の…恐らく最後になる講演会…泣けます💧
公園で虚ろな目先で…微かな笑顔のアリス…。自分を受け入れ…また…自分を受け入れられ…アリスのまま…彼女の物語は続く…。
◆『レイニーのままで』はAmazonプライムで観れますが、『アリスのままで』はレンタルです😢
『レイニーのままで』
大女優からアルツハイマー患者になったレイニー。
「明日は変わらず来るのに私はいない」でも「私は生きている」と叫ぶレイニー。
アルツハイマー病の対処法の1つ…「記憶を保存する」事。消えゆく記憶を言葉で映像で…。そこでモニターに向けて語り始めるレイニー。
何があれ…「前のレイニーが残っていれば大丈夫」と彼女をあたたかく見守ってくれるエヴァ…でもすでにエヴァにも自分の感情をぶつけてばかりになったレイニー。
そこでレイニーが下す静かな決断…。いずれ来るだろう限界の時…もう無理だとエヴァから言われなく済むように自分の「おり」を探し始めるレイニ…だが…お気に入りの施設はなかなかみつからない…というか彼女から離れたくないというか…。
誰であれ…「残された時間には意味がある」と感じられるラストシーンが心に残る…。
終わりに
親ガチャから始まる格差社会…でも大体平等な物もある。空気、空、月、星、風、海、道端の花…所謂自然。それと死…。病だと…なんで私が…になるかもしれないが…誰にでもそうなる可能性はある。認知症も同じ。掴もうとしても記憶は流れてしまう。今までの自分を手放す事でやっと自分を取り戻すこともできるかもしれません…。
映画にもう少しさわりたい方は…ウィキペディアへ🎈
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