望むパラレルワールドを選択する。
本日6月20日午前に、グローバルコヒーランスのイベントがあったので参加しました。
年に夏至と冬至の2回ほど、参加者で意識を平和の創造に意識を向けるというイベントです。
別の言い方をすれば、より調和的なパラレルワールドを一人一人の意識を使って選択するというイベントです。
その簡単な方法を、ご紹介します。
加速化する変化の時代
現在は誰しもが感じる変革の時代で、人々が同じ物理空間を共有していても一人一人の意識状態が本当にまだらで、
そのような世界になっているのかという近未来をリーディングすることが一昔前よりも困難な時代になっていると思います。
例えば、来月に迫っているとされているオリンピックについても、前回までの大会で在れば来月に迫れば延期や中止などの概念は思いもよらなかったのですが、
現状では、開催の是非について「まだ何とも言えない」、という人も多いのではないのでしょうか?
一昔前は、時代の潮流は大枠で固定化されており、そのレールに個人個人が乗っかっているような時代背景だったので、人生という列車に乗っていて、行先は殆どの人が同じ道を共有しているので、
列車の車窓から見える景色は同じような光景です。そのなかで、幸せとは、一人一人の感じ方と解釈を変えることで幸福度が異なってくるという時代のように思います。
家族や会社、地域という団体旅行で人生を歩んでいるような感じです。
終身雇用制度、高度経済成長、高学歴志向という過去の世の中では10年後の世界を予測するのが比較的容易であったように思います。
何故なら過去の経験と情報をもとに、未来は繰り返されるアルゴリズムとい認識される傾向が強かったので、
パターン化された時代の流れを創っている方程式に「10年後」という値を設定すれば、その予想結果が出てくる、といった感じでしょうか。
しかし、現在は全く違います。
昔と違い、現在は個人個人がより活躍できる時代に入っています。
団体旅行ではないので、個人個人の目の前に流れる車窓の光景がまずどんどん違っていきます。
なので、10年後の未来の様相などは、殆どの人は予測が出来ないような状況です。
自分の列車の車窓にどのような光景が流れていても、それは光景でしかない
しかしながら、これだけ目の前に流れる光景が変化し、一人一人違ったとしても、過去から未来にかけて変化しないものがあります。
それは私達一人一人の「意識の状態」
です。
目の前にどんな恐ろしい光景が流れていても、どんなに素晴らしい光景が流れていても、
見ている「私」という主体は変わりません。
見ている「私」という意識主体を忘れてしまうと目の前の光景に流され、他人の人生を生きてしまうということは、昔も今も、そして未来においても変わりないのです。
目の前に流れる人生というフレームに流れる光景(事実)は変えることはできません。
それはただニュートラルに過ぎ去ってゆく光景だからです。
しかし、その「私」という意識の管理については、「自由」に設定できるのです。
先ほどの話と矛盾しますが、意識管理をこなうと、大枠での人生のレールが切り替わり、望む目的地に向けて変更ができるという現象が起きます。
例えば車に乗っていて、最初は東京から長野に向かおうとしていたとしたら、途中に目的の変更を行い、「京都に行こう」ということが可能になります。
目的地は変更可能ですが、相変わらず車窓に流れる光景はコントロールはできません。
「意識状態」を管理し、望むパラレルワールドへ移行するテクニック
ノルアドレナリン・コルチゾール
私たちは進化の過程で、生存欲求をもっとも優先して生きてきました、その過程で生体は脳の扁桃核という器官が不安と恐怖を感じると、ストレス耐性として、ノルアドレナリン、コルチゾールといった物質を分泌します。
ストレス抑制に関わるノルアドレナリンは、分泌されると覚醒作用を示し、心拍数や呼吸数、血圧を上げて体を緊張・興奮状態にすると言われています。メリットとして、やる気を高めるほか、集中力や判断力、長期的な記憶力を高めたり、ストレス耐性を強めたりする作用もあるが、これが過剰に分泌されるとイライラしやすくなるため、「怒りのホルモン」とも呼ばれています。
一方、コルチゾールはストレスによる脳の機能低下や血糖値の低下などを防ぎつつ、免疫力も高めてくれる物質とされている。ただし、過剰に分泌されれば自律神経のバランスを崩すだけでなく、血圧や血糖値が上がり過ぎてしまい、結果的に免疫力を低下させてしまいます。
このホルモンが優位になって作り出す世界は、やりがいはあるのかもしれませんが、競争や他者よりより秀でることを優先とする世界です。
はっきり言ってしまえば旧世界の様式であって、現代やこれからの世界では通用しなくなっていきます。
なぜなら昔は団体で人生を歩んでいくことが多かったので、その所属する団体の中で自身の立ち位置を明確にし、必要であれば競争して自分の居場所を確保しなければならなかったのですが、
現在の個の時代になってくると、団体旅行ではないので、他者と比較し競争する相手がまず殆どいないのです。
そうなると、自分の得手不得手を理解し、同じような目的地に向かう人と協力する必要が生まれます。
オキシトシン
こういう新しい時代に適した脳内物質が在ります。それはオキシトシンです。
オキシトシンは神経伝達物質としても働き、ストレス軽減や記憶力向上といった効果を発揮することも、近年の研究でわかってきました。「愛情ホルモン」「ハッピーホルモン」とも呼ばれるオキシトシンを活用すれば、仕事や勉強の成果を高められます。
オキシトシンで、他者と調和し、世界を創造することが目に見えて増えています。
選択
さてそこで、私たちが何か行動しようとしたり、選択しようとしたりするときに、
旧世界の様式で選択するのか、新し世界の様式で選択するのか
という選択に迫られます。
全ての選択を意識的にやってしまうと日が暮れてしまうので、自分の人生のより重要な岐路に立った時は、オキシトシンの作用を狙った選択をした方が、
自分にとっても周囲にとっても大切なことになります。
そこで、簡単にオキシトシンを出しながら選択ができる確率を上げる方法をお伝えします。
ハートに手を添える=オキシトシンがでる
これだけでいいのです。
簡単でしょう!?
何かを行おうと意図的に選択するとき、ひとまず一呼吸おいてハートに手を添え、望ましい選択をするというだけです。
この方法で15キロのダイエットを成功させた人もいます。
肥満現象においては、ストレスを受けると古い神経回路から反応し、一時的なストレス解消を目指します。
一旦食べ物を食べるとその快感でストレスは解消されますが、同じ状況に陥るとまた食べ物を食べてしまう行為が強化されます。
そうして様々なダイエットを行ってもリバウンドを繰り返してしまうのです。
この記事のトップ画面の画像を見てみてください。
左の道(古い神経回路)か、右の道(新しい神経回路)か、
普段から何か重要なことを選択するときは、Heartに手を置いて、メタ認知で選択する。そして、左の古い習慣の繰り返しのパターンに向けて、
「これは私ではありません。」
といい、心臓(ハート)に感謝の気持ち(オキシトシンが作用するので)を乗せてしばらく呼吸します。
そして、左の道とは異なる選択をするもよし、しばらく感謝の呼吸を続けると、習慣的な行動をしようとするモチベーションが減ったり消えたりしていることに気がつくと思います。
これはさまざな依存症の対策にも持ちることが出来ます。
しかしその本質は
喫煙、過食、飲酒という対象をやめるというだけでなく、古い脳から新しい脳に改変されるということを指します。
そうすると、今までは見えてこなかった目的地が見え、そのより魅力的な目的地に向けて舵を切りやすくなります。
そうすることで、人生という列車に流れる車窓の光景も変化します。
視覚化(スライドの分かれ道の絵)を見て行うことで、より効果が期待できます。
これはつまり望む世界を創造するということあり、
また望むパラレルワールドへの移行する方法とも言えます。
スライドを毎回見るわけにはいかないので、普段の選択において、数秒時間をさいて行うことを継続するだけでも効果は抜群に出るでしょう。
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