『なりたい自分になる』ということ

私は今、猛烈にワクワクしている。
それはなぜかというと、明日髪を切るからだ。

5年以上思い描いていた『なりたい自分像』

美容院に行くことがこれほど楽しみなのは久しぶり。
というのも、美容院には月1で行っているのだが、髪をバッサリ切るのは久しぶりだからだ。
これまでも2、3年に1度のペースで髪をショートにしているのだが、今回も2年半ほどかけて伸ばした髪をバッサリいく予定。
しかも、人生で一番短い長さになる予定、これは楽しみすぎる。

今回切る予定の髪型は、思い返せば5年ほど前から
「いつかこんな髪型にする！」と決めていた髪型だなと。
「いつか」としていたのは、当時はロングヘアにして楽しみたかったことと、まだその髪型にする勇気がなかったこと、そしてなんとなく今ではないな～と思っていたから。

髪を伸ばすには時間がかかる。まぁ当たり前なのだけれど。
伸びる速さは個人差あるかと思うが、私はたぶん遅い方。
びゅんびゅん伸びる友達がいるのだが、本当に羨ましいと思う。
昔、ドラえもんで見た、吹きかけるだけで髪が伸びるというスプレー「ケノビーロ」を見たときに、めちゃくちゃ欲しい！！！と思ったのを今でも思い出す。しずかちゃんが髪を切り過ぎたか何かで、そのスプレーをかけて一瞬でロングヘアになったみたいなお話だったはず。
この2年半、何度そのスプレーのことを思い出したか（笑）

だからこそ髪が伸びる時間を逆算して、「何歳にはこれぐらいでいたい」とある程度の予定を組んで、伸ばしたり切ったりしている。

でも今回の髪型は予定より早い。
本来の予定ならば、あともう5年ほど経ってからする予定だった髪型だ。
人生のビックイベントのときは、自分史上ベストな姿で臨みたいと思う。
少し前までの私は“ロングヘアが自分のベスト”だと思っていたからだ。
だから髪をばっさり切る予定もなかった。なのに、明日切る！笑

理由は色々あるが、一番は“今したいことをするのが一番”だと思ったから。
それと、そんな予定どうでもよくない？と思ったから。笑

確かに準備をすることも大事だが、そのために今したいと思ったことを我慢するのは未来の私にとっても良くなくない？と急に開き直った自分がいた。
じゃあもういいじゃん、切ろうーーー！！！！！

自分でも面白いと思う。
計画立てて、ケアしながら髪を伸ばしてきて、やっといい感じの長さに伸びてこれから楽しんでいこうかというところで、急に切るという展開の早さ。
いざ切ろうと決心すると、頑張って伸ばした髪が本当にどうでもよくなるというか（笑）
ロングを楽しませてくれた私の髪には感謝なのだが、それよりも髪を切った「新しい自分」に会えるという楽しみの方が勝っている。
ここ1週間ほど髪を切るのが楽しみすぎて、ベットに入っても考えてしまいワクワクして眠れないという、遠足前日の子どものような状態で自分でも笑える。恐らく今日も眠れないだろう（笑）

髪を切る瞬間は、新しい自分と出会う瞬間

私は髪を切るのが好きだ。
切ったり、ちょこちょこ髪型を変えるタイプ。
2、3年に1度はバッサリ切るというぐらいだからね。

髪を切るのが好きな理由は、「何度も新しい自分と出会えるから」
髪を切ったあの瞬間がすごく好き。
今まで会ったことのない自分が見られる瞬間であり、自分の中で新章が始まるような区切りにもなり、なにより自分がワンランク良くなったような、
レベルアップしたように感じる。
それを感じる瞬間が好きだ。
あとは単純に、毎日鏡で見る自分に変化がなくなってきて面白く感じなくなってしまうから。変化が欲しくなってしまう。
そういう面は飽き性なのかも。

だから自分の直感に従って、髪を切ることに決めた。
明日、ワンランクアップした新しい自分にまた出会えると思うと
楽しみでならない。