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ハイテンション

あらすじ:マリーは試験勉強のため、親友のアレックスと一緒に彼女の実家を訪れた。その晩突然玄関のドアベルが鳴り、マリーは父親がいきなり男に刃物で斬りつけられるのを目撃。彼女は慌てて自分の痕跡を消し、ベッドの下に隠れるが……。 

殺人鬼と渡り合うボーイッシュなヒロインを体当たりで演じた『ロシアン・ドールズ』のセシル・ドゥ・フランスが美しい。

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『カルネ』のフィリップ・ナオンが冷酷な殺人者を熱演しているが、無表情に人を殺す姿がリアルすぎて怖い!!

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そして、アメリカのホラー映画のようにストーリ展開をBGMでごまかさないところがアレクサンドル・アジャ監督の今作品に対する自信のように思えて圧巻。何本もホラー映画を観てますが、流石にこのラストは読めませんでした💦アジャ監督が、漫画家 寺沢武一氏の代表作「コブラ」を実写化すると発言したのが2010年。

2014年に「原作を忠実に描くためには、1億5000万ドル(約165億円)以上の予算が必要」「ハリウッドの大スターとの製作であれば可能性はあるが、スケジュールの調整が難しい」と語っていたアジャ監督。そして、2019年には「『コブラ』の映画化は、僕のドリームプロジェクトのひとつだ。アニメ版『コブラ』を子ども時代に見て、漫画も読んで育った。大人になってから、実際に寺沢武一さんにも2、3回会ったんだ。だが、残念なことに、今のところ企画は何も進んでいない」と語る。現在、企画はストップしているようだが、実写化が実現すれば絶対に映画館で鑑賞したい作品である。

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