メランコリック
あらすじ:名門大学を卒業したがさえない毎日を過ごしていた和彦は、ある夜偶然訪れた銭湯で高校の同級生・百合と再会する。そこでアルバイトを始めた和彦は、その銭湯が営業を終えた後、深夜に風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る
深夜の銭湯が人を殺す場所だったら?という発想が面白いし、同僚が人を殺す請負人であり主人公はその異常な状況に巻き込まれてゆくという内容に期待した私がバカだった・・・・今作品のジャンルはサイココメディなので『冷たい熱帯魚』のでんでんのようなキャラがいるのではと探したがまったく見当たらない
① サイコものなのにサイコなキャラが誰一人いない
② 銭湯で人殺しをした後の血のりの量が少なすぎる
③ アクションシーンが素人レベル
今作品は製作費が300万円のようだが、製作費が少ないから素人レベルの作品しかできないと思ってはいけない。製作費が少なくても凄い映画はできるのだ
『鬼畜大宴会』
熊切和嘉監督の大阪芸術大学芸術学部映像学科における卒業制作として制作された16mmフィルムである。。第48回ベルリン国際映画祭にて招待作品として上映され、第28回タオルミナ国際映画祭でグランプリを受賞している
『無垢の祈り』
幼女虐待がテーマのためスポンサー集めに難航し、全予算は亀井亨監督が稼いだお金をすべてぶち込んで製作したとのこと。アップリンク渋谷で鑑賞したが、残酷なシーンの連続で私のトラウマ映画の1本となる
この史上最悪な父親を演じたBBゴローさんの狂気が凄まじく、今も思い出すだけで胸が竦む。
亀井監督は平山夢明原作『或るからっぽの死』を製作費が集まれば製作するとのこと。この作品も低予算になる予感がするが、狂気溢れる作品になること間違いなしであろう。
日々観た映画の感想を綴っております。お勧めの作品のみ紹介していこうと思っております。