2024/7/12（金）　勉強すること

和歌山市の学習塾Sophica塾長のイカ先生です。

勉強はなぜしなければならないのか？

誰しも一度はそんな疑問をいただいたことがあると思います。

解答としてよくあるのは「将来のため」や「自分のため」というもので、これは一定程度正しいのだろうと考えています。

ふと、坂本真綾さんの「シンガーソングライター」という曲を聴いていたときに、「生きることは勉強することだ」という考えが浮かびました。

(YouTube Music Premiumのメンバーのみ視聴可能）

シンガーソングライターは、「生きることは音楽」というテーマで歌詞とメロディが展開されていく名曲です。
特に、「楽しいばかりじゃないから楽しい　生きることは音楽」というフレーズには何度も心を打たれました。

生きることを音楽に例えることができるなら、生きることは勉強にも例えられるのではないでしょうか。

例えば、家から駅まで歩く道のりの中でも、「この道は混んでいるから今日はこっちの道で行こう」や「新しいお店ができている、なんのお店だろう」のように、道中に思考が存在し、その思考は学びの一種なのではないかと考えます。

勉強や学びは「知らないことを知ろうとする」営みであり、生きている限りこれは続いていくのではないでしょうか。

だとすれば、生きることは勉強であるという結論にも一定の妥当性はあるのではないかと考えます。

つまり勉強とは、しなければならないものではなく、自然にしていることなのではないでしょうか。

思考を続けることこそが、生きることそのものであると私は考えます。