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東京通信・テクノフロンティアリアル展その1 会場の雰囲気と事前申請

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6/23~25、テクノフロンティア2021リアル展へ行ってきました。


今回は展示会を視察して感じたことや、興味や関心を持った製品などを数回にわたってレポートしていきます。

2020年は、COVID-19により中止。
2021年は、リアル展6/23~25とオンライン展6/8~7/16のハイブリッド開催。

毎年、東京ビッグサイトにて開催していますが、
ビッグサイトはオリンピックのプレスセンターになっているため
2021年は、別館の青海展示場にて開催です。

ハイブリッド展ってどうなの?

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オンラインを含めれば一カ月半のロングラン開催。
展示会=オフライン、リアルコミュニケーションが一般的。
急にオンライン、DXといわれても何をどうしたらよいのか?
主催、出展者、参観者共に暗中模索というのが現実です。

今回のハイブリッド開催は、オンラインへの抵抗を和らげるのに一役買っているのではないかと感じました。

リアルもオンラインもある安心感。

来場事前登録の際に「事前調査を兼ねオンラインも少し覗いてみよう」
「リアル展に行くのは気が引けるけど、業界の動向は知っておきたい」
リアル展終了後「会場で見た製品気になるから問い合わせてみようかな」などリアルとオンラインの紐づけが自然にできているのではないかと思います。

2020年に某オンライン展示会を閲覧しました。
リアルの代わりに急きょ開催ということも原因の一つかと推測されますが、初日はHPもつながりにくく、ようやくつながったかと思えば、カタログをダウンロードして製品紹介の動画を見るだけのブースで製品の良さが伝わりにくく感じました。

テクノフロンティアのオンライン展示会PV数は把握していませんが、ハイブリッドにすることで、リアルとオンラインのどちらも「選べる」安心感からオンラインを使用することへのハードルを低くしていると感じました。

オンライン事前に出展企業や新商品情報を収集し、リアル展実物を見ながら出展社への質疑応答などのコミュニケーションを図ることでより効果的なブース視察が出来そうです。

感染症対策は?

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一年ぶり、withコロナ下での開催ということもあり
事前申し込み手順の違いや現地での対策に配慮が見られました。

事前登録制で、公式HPより来館日と来館時間を選択し予約。
来館時間は変更しても再申請は不要。
主催者が来館状況を把握するのと、混雑を避けるのが目的だったようです。

厚生労働省の接触確認アプリのDLが必要と記載があったので、DLしましたが当日会場で開示を求められることはありませんでした。

中国国内であれば「本人登録」「健康証(jiankangzheng)」の提示が強制ですが、日本はあくまでも「任意」「お願い」なので「個人のモラル頼み」だと感じました。

自身は開催初日6/23、13時頃の来館申請をしました。
当日12時過ぎに会場へ到着したころ、午前中の視察を終え会場を後にする人も多く見かけました。

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現地での対策は、
マスク、消毒液、仕切り板、手袋、フェイスシールド。
セミナー会場は、椅子の間隔は1M以上保つなど基本的な感染症対策を遵守していました。

会場内で随時開催されているセミナーも盛況でした。
以前は、同会社から来場していると思われる参観者二人組、三人組などを良く見かけましたが、今回は一人で参観している人が多かった印象です。

全体の規模は往年の半分ほど、と出展企業よりお伺いしましたが、
久々の大型リアル展示会ということもあり、
初日の来場者数は3145人(テクノフロンティア公式サイト発表)まずまずのすべり出しではないでしょうか。

次回は、興味を引いた製品などを掘り下げていきます。


テクノフロンティア公式 https://jma-tf.com/real/

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