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ウケれば名作、すべれば駄作

2020年M1、マジカルラブリーが優勝した大会。
マジカルラブリーの一風変わった漫才に
「あれは漫才ではない」「今年のM1は微妙」そんな否定的なコメントが多かったですよね。正直僕もそう思っていました。

ただこの動画を見て考えが180°変わりました。
マジカルラブリーの生き方はかっこいい。素直にそう思いました。
ぜひ皆さんにも見て頂きたい動画です。

その中で最も心に残った言葉があります。
それはマジカルラブリーの野田クリスタルさんがM1の決勝のネタ前に放った一言、

「ウケれば名作、すべれば駄作」

という言葉です。、まさにここにマジカルラブリーの漫才のすべてが詰まっているなと思いました。


結成当初から貫き続けてきた、バカっぽさを突き抜けたような漫才。
2017年では初の決勝進出を果たしたものの、結果は最下位。
そして、全くネタが受けることはなかった。
ただ彼らはそこで腐ることなく、そして認められるための漫才に変えるわけでもなく、そのスタンスを貫き続けました。

「ウケれば名作、すべれば駄作」

そして2020年彼らは結果を出した。認められるための漫才ではなく、自分たちが追い求めてきた面白さ。それがやっと花開いた瞬間だったのです。

スタンスをブラさずに、貫き続ける。そして結果を自分の手で変えてやる。

そんなマジカルラブリーの強い覚悟と愚直にやりきる姿勢に強く感動しました。

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