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JFAスポーツマネージャーズカレッジ 〜第2回環境分析、第3回コミュニティデザイン〜

先週に引き続きSMC(JFAスポーツマネージャーズカレッジ)第2回と第3回を受講しました。印象に残ったことをアウトプットしていきたいと思います。

第2回 環境分析

現在と10年後で日本はどのように変化するのか、個人ワーク→グループで議論し、考察していくワークがメインでした。都市・地方都市・田舎それぞれで、「増えるモノ、減るモノ」を抽出して共有する作業を行うことで、考えを広げていきました。人口の変化に伴うアイディアが多い一方で、スポーツに関わる変化要因を捉えることが難しい印象を持ちました。
マクロとミクロ両方の視点を持ち、変化を予測することが重要でアイディアが生まれるという内容でした。

アイディアは自分の情報に限られる

「自分の知識と経験からしかアイディアは生まれない」という言葉が強く印象に残りました。変化事項を個人ワークで抽出し「出し切った」と思っても、グループワークでは予想していないワードが出てきたりする。自分の視野を広げる、外部から情報を取得することでアイディアの幅が広がることを学びました。

生活者視点を持つ

サッカープレーヤーは90万人しかいない、全国のスポーツ人口で考えても日本人の1%にも満たないという話がありました。スポーツに関わらない人が9割いるということです。考えなければいけないのは”社会の中のスポーツの位置付け”です。スポーツ施設を建設するにしても、クラブを運営していく上でも、スポーツに関わらない人の協力が必要になります。常に生活者視点を持つことが重要で、理解を得ることがポイントだと思いました。

第3回 コミュニティデザイン

人口減少、サスティナビリティ、社会保障など世間が変化し構造が変化するときにチャンスがあります。その中で地域とクラブは消滅することなく、100年続く持続可能なコミュニティを作り上げていくことが重要だという講義でした。
コミュニティには「地域型コミュニティ」と「テーマ型コミュニティ」の2つが存在します。スポーツ型はテーマ型です。第2回で将来を考えていくなか、地方都市と田舎は人口減少により、衰退していくと意見が多くでましたが(地域型コミュニティの衰退)、スポーツなどの共通するテーマで作られるコミュニティに代替えできるのではと話がありました。
北は北海道、西は兵庫の受講者が自分の暮らす街の魅力・悩みを共有し、良いコミュニティを考えました。

いいクラブとは?

最後に「いいクラブ」について考えました。言い換えれば理想のコミュニティとは何かということです。「言いたいことが言えるクラブ」「感動を共有できるクラブ」「試合終了後にお酒を飲めるクラブ」など各々の考えを発表していきました。講師の坂口さんから海外の「スポーツ」とはという話がありました。日本はサッカーすることがスポーツという認識ですが、海外はコミュニティ=人が集まることを楽しむ、プレイヤー以外も楽しむことがスポーツという認識があるそうです。試合会場で家族も楽しめるコト、試合終了後に飲みにいくコトまでがスポーツ。その為スポーツ施設は家族が楽しめるサービスが充実されていたり、バーも併設されている場合も多くあるそうです。

私自身がクラブに所属し、クラブライフ送る中、どのようなクラブにしたいのか、または所属したいか考えるきっかけになりました。

終わりに

来月から大学OBチームのコミュニティ作りに参加できそうです。詳細や目標が明確化できてないですが、理想としては家族みたいなコミュニティにできたらいいなと思います。サッカーチームの運営になるので、勝ち負けによるモチベーションのズレや社会人というメンバーの日常が見えない環境化での運営など課題が多くあると思いますが、修正を繰り返しながら理想に近づいていきたい思います!

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