ドキドキでハラハラ
いつもと違って比較的時間があったある日。最近観たくて仕方がなかった図書館戦争の映画を観た。
中学生の頃、友達に勧められたのか自分で発掘したのかは曖昧だけど、小説で図書館戦争を読んだ。全部で5,6冊かな。すごくハマってしまって、同じ本はあんまり読まない私が確か2回は読んだ。でも映画は観たことなくて。最近ふと図書館戦争を思い出したから気になってたんだよね。
「図書館戦争」って名前だけど戦争だけじゃなくて結構恋愛小説的要素も多くて、戦争でハラハラ、恋愛でドキドキって感じのハラハラドキドキ本だと思う。
〜簡単に紹介〜
舞台は2019年(正化31年)。本も含めてメディア全般の表現を取り締まることを決めた「メディア良化法」が出されてから30年後。本と自由を守るために結成された図書隊の物語。主な登場人物は、二等図書正の堂上(岡田准一)、同じく二等図書正の小牧(堂上率いる堂上班の副班長)(田中圭)。彼らと同じく堂上班のメンバー、一等図書士の笠原郁(榮倉奈々)と同じく一等図書士で超優秀な手塚(福士蒼汰)。図書隊員ではないけど図書館員で郁と同部屋に暮らす柴崎(栗山千明)。
郁は高校生の頃とある図書隊員に助けられ、顔はわからないけれど優しかった彼に憧れて入隊。彼を「王子様」と呼ぶほどである。一方、郁の担当である堂上教官はめちゃくちゃ厳しい。そんな堂上教官だが絶妙なタイミングで郁をフォロー、厳しさの中に時々優しさを見せる。王子様とは真逆な堂上教官に郁は少しずつ惹かれていく。
ある日、かなり大きな戦争となりそうな重大な日が訪れる。しかし、郁は隊員なのに当日のメンバーから外されてしまい、別の任務につくことに。迎えた当日、大きな戦争が始まる中、別の事件も起ころうとしていた。
重大な日に起きた大きな戦争の結末は?もう1つの事件とは?郁の王子様の正体は?気になることがいっぱいの物語。よかったらぜひ。
まず私の個人的な感想だけど…小説を読んだ登場人物のイメージと俳優さんたちがぴったり。特に、田中圭さん演じる小牧さん。小牧さんって結構優しめな感じなんだけどドンピシャです!(笑)
これも勝手なイメージなんだけど、図書館戦争って堂上教官派か小牧さん派、手塚派の3つに大体別れるのではないかと思っている(あくまで私の感覚)。簡単に説明すると、堂上教官はツンデレ、小牧さんはめっちゃ優しい、手塚は超エリートだけどあんまり顔に出さないって感じかな。そして小説読んでるときからそうなんだけど、私は堂上教官派。やっぱり堂上教官かっこいいです(笑)。
映画が小説と違うのは、戦争のシーンが映像化されるとこだよね。撃ち合いのシーンとかも出てくるし。観たことはないけど多分一般的な戦争ものよりは全然ダメージ小さめだと思う。けど心が弱めな私にはちょっとダメージが大きめでして、こういう争いなく生活できていること、こういう争いなく好きなだけ本が読めてることは、もっと感謝すべき奇跡的な状況なんだと再実感した。
あとね、元号に使われてる正化。これがなんなのかわかったとき「うぉ〜!」ってなります。何かは皆さまのお楽しみと言うことで。
小説読んでたとき、私はまだ中学生で2019年なんてずっと先だと思ってた。けど気づいたら過ぎてた。衝撃。あっという間に時間は過ぎる。恐ろしいね、
どうやら図書館戦争愛を語り過ぎてしまったようだ。
では、素敵な1日になりますように。
以下、参考にさせていただきましたサイトです。