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【天文学】シリーズ

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宇宙の果ての定義について真剣に考えてみた

宇宙の果ての定義について真剣に考えてみた

宇宙の果てとはいったい・・・?

誰もが子供の頃に一度は考えた疑問だと思います

そして恐ろしさと不安に襲われた人も多いのではないでしょうか

なぜなら、宇宙の果てのイメージがとても漠然としているからです

しかし今を生きるわたしたちはとても運がいいのです

なぜならこの100年あまりで圧倒的なスピードで科学技術が発達し、ここ数十年で爆発的に天文観測能力が発達したからです

わたしたちは「宇宙の果

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死ぬ前に見たい天体現象ベスト3

死ぬ前に見たい天体現象ベスト3

1位:ハレー彗星
2位:ペテルギウスの超新星爆発
3位:アンドロメダ星雲と天の川銀河の衝突合体
(4位:天の川銀河の反対側に太陽系が回ったときの夜空)

1位のハレー彗星は75.32年周期で地球に接近する短周期彗星です

肉眼で見ることができ、前回の回帰は1986年2月でしたので、
次回の2061年の夏に出現するらしいです

あと40年ですね
健康な身体を維持せねば・・・!

上の画像は1986年

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スターリング衛星~美しい夜空を侵略しようとする12000基の衛星群~

スターリング衛星~美しい夜空を侵略しようとする12000基の衛星群~

みなさんはスターリング衛星というものをご存じでしょうか

米国スペースX社が打ち上げた世界中へのインターネット接続サービスを提供するための衛星群のことである

2019年5月24日の60基からはじまり
2021年6月現在では約1600台の衛星が打ち上げられています

最終的には総計12000基までの衛星を打ち上げて巨大通信衛星ネットワークを構築する計画だそうだ

この計画が完成すると、約200基の

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世界で一番丈夫な素材はなに?~宇宙ゴミ回収のための調査~

世界で一番丈夫な素材はなに?~宇宙ゴミ回収のための調査~

宇宙ゴミ(スペースデブリ)問題がかなり深刻なのはご存じでしょうか?

現在地球の周囲には1億個!以上の宇宙ゴミが飛んでいると言われいます

その正体は人工衛星やロケットから切り離された残骸などです

その宇宙ゴミを回収するビジネスを立ち上げようと思い、回収宇宙船の設計のために世界で一番丈夫な材料を調査中です^^
(なぜならスペースデブリは7〜8km/sの速度で地球を周回していて、当たり所が悪ければ

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14日チャレンジ2日目~宇宙の起源~

14日チャレンジ2日目~宇宙の起源~

コミュニティの新しい企画「14日チャレンジ」が始まりました

挑戦が人生を面白おかしくするので
まずは14日間だけ高い目標を掲げてチャレンジしてみよう!

という企画です

今日は2日目です

目標のために宇宙の起源について勉強しなおしましたので
noteにまとめてみたいと思います

現代天文学において宇宙の起源については以下の3つのモデルが有名です

1 ビッグバンモデル(アインシュタイン方程式

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14日チャレンジ3日目~シリーズ現代天文学~

14日チャレンジ3日目~シリーズ現代天文学~

今日も14日チャレンジに向けての活動で得た知識をシェアします

みなさんは「シリーズ現代天文学」という天文学についての本(全17巻)をご存じでしょうか。

ざっくり言うと
「急速に発展している天文学の『現在』を最先端の研究に基づき、生き生きと伝えているシリーズ」
です

世の中では天文学に関する発信は「玉石混交」な状態です
何が科学的根拠があって、何がまだ仮説にすぎないのか
よくわからない状態とな

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神話から逆考察する宇宙の起源

神話から逆考察する宇宙の起源

神話から見るわたしたちのはじまり『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』

多くの創作物で引用されているこの有名なフレーズは
フランスの画家ポール・ゴーギャンが1897年から1898年にかけて描いた絵画のタイトルです

ゴーギャンは長年人類が挑んできた課題を一言で表しました

特に一つ目の問い「我々はどこから来たのか」

旧約聖書によると神は土(アダマ)を捏ねて人間を作り上げ

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