見出し画像

【大量出血とお会計金額に仰天OMG!】病気の考え方と医療費について:パート②

Hola~アスキです!
昨日はInternational Women's dayでしたね!
昨日は何度から”熱があるというのか”というお国柄の違いを書きました(記事はこちら)が、その続編を今日は書きたいと思います。
先に書きますが、今回は生理の話が入ります!
そんな生々しい話!
と思いますが(私も書くか悩みましたよ!!)、この女性ならではの苦労、是非女性以外にも分かってほしいのであえてWomen's dayのストーリーとして(一日ズレますが)書こうと思うので、男性の皆さんもぜひ読んで頂けたら嬉しいです

去年の10月頃から一か月以上微熱が続いた私。
一か月も経つと、微熱の自分の体にも段々慣れてきてしまい、段々と普通の生活を過ごせるようになりました。
ただこの月はなぜかいつもより生理が少量。でもまぁ、熱もあったし、と大して気にしてはいませんでした。

画像1

そもそも私は生理がストレスなどですぐに不定期になってしまうタイプで下手すると数か月来ない、ということも過去にありました。
営業という仕事で結構な泥臭い重労働もしていたせいで、20代前半の時はこの不定期をむしろ「生理が来ない方が楽」なんて安易な考え(でも女性のリアルな気持ちでもあるかと思います)で最初の頃は見過ごして気にしていませんでした
ただし30歳も間近になると、今後のことも含めて段々と気にしなければいけない歳になり、大学病院の婦人科に定期的に通うようになり、この数年はピルを飲んで生理が遅れないように対処していました。

画像2

ちょっと話は逸れますが私の東京にいた頃の婦人科の先生はとても面白い先生で、男性でした。
さらに余談ですが、今まで女性の婦人科の先生を選んでいたのですが、女性の産婦人科の先生て個人的な経験だと同性だからなのか冷たい、というかばっさり冷酷に言う先生が多く、男性の先生の方が親身になって気を遣って話してくれるので、私は男性の先生がを選ぶようになりました。
なぜこの先生が良い!と思って長く通ったのは、私がまだ29歳くらいですかね、いつもの女性の先生の代理の方がこの先生で、診察に行った時に
このままじゃ赤ちゃんが生めないかもしれない!」と相談すると、
「アスキさん、大丈夫ですよ~あなた一番若いほうですからね、この婦人科で。怒られますよ、他の患者さんに」と言われ、
生理不順は都会の病気。沖縄でなんくるないさ~とゆるりと暮らしている人たちにはそんな病気は発症しないんですよ。24時間休む暇なく仕事をして、都会で生き抜こうとしている女性、まさにアスキさんのような女性がなる病気なのです!」と言われ、ほほ~、と納得した私。
それからこの先生の日に通うようになり、その後にも私の母が「卵子凍結の時代」という特集を見て、あなたにピッタリ、と先生にも聞いたら?と言うので、私も興味があり、聞いてみることにしました。
先生、私結婚する予定全然ないけれど、卵子凍結がいま安くなっているって聞いたのですが、それについてはどう思いますか?」と聞くと、
アスキさん、卵子凍結ってね~、プランがしっかりあればいいけれどノープランでそれが5年後なのか10年後なのか分からない人には時限爆弾のような金額だよ。保険は効かないから、安くなっているっていってもね!子供は”授かりもの”なんだから、それくらいのゆったりした気構えでいなさい。いざとなったら僕がアスキさんのベイビーはプロデュースしますから安心なさい!」と先生に悟られる私。
でも実際に不妊治療をする女性の多くはそのストレスで治療中も妊娠が困難なことが多く、治療を諦めたときにストレスから解放されて妊娠するケースも多いということです

画像3

私は実はこの時の先生の「子は授かりもの」と言う言葉は今でも自分の中に強く響いている言葉です。
35歳にもなると、周りからの「子供」の話はそれなりに強くなってきますが、それと同時に本当に自然に産めるのか?という不安も比例して大きくなっていくのです。
そんな不安こそよくない、授かりものなんだ、と自分のPeace&Calm(平穏)を保つために自分の心の中にいつもその言葉を覚えておくようにしています。(周りの悩める女性たちにも同じように伝えています。)
この先生は都会は疲れた、と2年ほど前に本当に沖縄にリタイア生活をすると言って病院を辞められた、とても素敵な先生でした。

画像4

さて本題に戻りますが、微熱の続いた翌月、なんと今度は生理が尋常でない大量出血をしてしまいました。
子宮がおかしくなったんじゃないかとパニックになるくらいの量で
普通の生理用品では追い付かず、タンポンと生理シーツとサニタリーショーツを全部しないと出血が漏れてしまい、安心して外に出れなかった私。
血の匂いも強烈に強くて、自分でも感じたし、ジャンにも「なんかバスルームが臭いんだけど」とか言われる始末
「きっと私がいま生理用品変えたからだね。ごめんね、スプレーすればよかった。でもこういうことは繊細なんだから女ゴコロをもうちょっと分かってよ!あなたのトイレの後に臭いわね、って言わないでしょ、私も!」とジャンに謝りながらもあぁ~男って本当こういうのデリカシーない!!女性の苦労を分かってよね、と結果キレる私

人生で初めて生理の話を詳しく男性にしなければいけなくなった私。
彼氏とか過去にはそんなことはなかったので、自分でも恥ずかしいし、でも病気だったらどうしようとも思い、「OMG!I am devistaded (ひどく落ち込んでいる、っていう言葉なんですが人が亡くなったりする時に使うレベルのことば)!私の妊娠の可能性が低くなるかも!これが原因で子宮がおかしくなって妊娠できないとかになったらどうするの?!」とかまたものすごい極度な意見を言い放つと、
Devistated?!?そんな大げさな!もうイチイチ大げさなんだよ、アスキ!病院行けばいいんでしょう」と言われ(皆さん、、、この後、お分かりですね。)
大げさって確かにDvevistatedは言い過ぎかもだけど生理のないアナタに何が分かるの~!!男にこの毎月出血する苦労とストレスはわかんないわよ。アナタの〇〇スは出ているから洗ったり、おかしいって気づいたりするけど、女性は内側にあるから見たくても分からないのよ!デリケートなんだからっっっ!」と10倍返しをする私。
もうジャンも呆れと諦めの混じった表情でもう黙ろう、と無言に徹するのでした。

画像5

数日してもまだ出血は多いので、前回熱の際に行った内科のクリニックに行き、産婦人科の紹介状を出してもらおう、とジャンが言うので、内科に行くとそこでは紹介状はここでは出せない、と言われ、血液検査も産婦人科用のホルモン検査はない、と言われてしまい、意味もなかった問診でまた$250かかるという惨事
結局ジャンがお友達などに聞いて産婦人科を探して予約してもらいました。

産婦人科の先生はとても親身に聞いてくれて、子宮の中のエコー検査とホルモンの値を調べるために血液検査をすることに。
先生に体重が減ったことや、生理の量と匂いの話もすると一気に生活環境を変えて、しかもコロナのようなストレスもあるとそのストレスで生理なども変化があるということでした。
量も匂いもそういうストレスで変わる、ということで、子宮自体は問題ない、とあとは血液検査の結果を待って、最終的に血液検査も問題なかった
ので、また、とくに改善策もなく「生活に慣れるまでの辛抱」ということでした。

画像6

検査は日本の大学病院で行うのとほぼ同じで、大体大学病院だと1万円以下(1万円で薬も込みくらい)の検査かと思います。
すでに内科での料金で仰天していたので、こんなエコーと血液検査でいくらするんだろうと、金額にビビっていた私。
お会計で呼ばれて「$600ドル」と言われたときは思わず、気絶しそうになりました
OMG!(オーマイゴッド)軽く旅行行けちゃうじゃん!(コロナだから行けないけど、金額的にね)とか自分でツッコミながらも、これはジャンに払わせるのも申し訳ない、と思い、なけなしの貯金から支払って、私の貯金は1回の検診で軽くふっ飛ぶのでした、、、!
結果血液検査も問題なしと言うことで、ピルを変えて様子を見ましょう、と処方してもらうことになり一件落着。(でも今でも生理が二回来てしまったり、とピルと体が落ち着くまでまだまだ不安定な月が続いています

でもまだ終わらないのが私の人生。笑
この後もまだ私の不調は続くのですが、これは明日パート③に書こうと思います。

画像7

女性の皆さん、でもね、この生理の話で思うのは日本の会社だと例えば「生理休暇」という休暇が存在している(月に1日生理休暇として申請して休める仕組み)けれどそれを行使している女性はほぼいない、調べたらなんと取得率0.9%という99%以上行使されていない結果です。
私は過去勤めた会社では自分のボスに生理の初日などに「お腹痛いので先に帰っていいですか?」と言うと
「え、アスキ頼みたいのあるから困っちゃうなぁ~もうちょっと帰らないで!」と言われたりするので
ボス、私生理初日で生理痛ひどいんです。じゃあそのやらなければならない仕事今シェアしてください、生理休暇で早めに帰りたいので!」と言うともうそこからは男性の上司は分かったよ、アスキ、とそれ以上何も言わずに早く帰れるように調整してくれました。(歴代上司の皆様、本当にありがとうございました!)
でもそれでいいと思うのです。

出来るならば私も生理なんて情報を上司に言いたくもないし、休みたくもない。
でも私のチームは男性ばかりのチームだったので言わないと一生伝わらないし、本当に仕事がままならないくらいの時がある症状なんだと分かってほしいな、と30歳すぎたら開き直って言うようになりました。
(チームの人は困ったでしょう!ワガママな部下でごめんなさい!)

画像8

生理前のPMS(生理前症候群)も同じで、このホルモンによるエモーションや症状はコントロールできないのです。
私もジャンといて学んだのは、イライラしたり、爆発してしまう多くのタイミングがこのPMSのタイミングと一緒と1年いると段々わかりました
周りの結婚しているお友達に聞くと、皆も同じで「カレンダーに予定日を書いてシェアしてさりげなく情緒不安定になる日をシェアしている」というカップルもいるくらい。
それくらいの大波が毎月訪れるので開き直ってこの日は私もキツイんだよ!ってアピールをして良いと思います。
もっと女性の体の悩みをオープンにしないと、男性側も分からないし助けることも出来ない。
だから恥ずかしくても言ったほうがいいんだ、と最近は思えるようになりました。

男性の皆さんはなんとなくの苦労や実態は分かっていながらも「あぁ~PMSきたね」とある種のジョークのように笑いますが、笑い飛ばしながらも、この時期の女性を理解してケアしてあげること、心がけてみてください
そして「大目に」目をつぶってあげてください。
(男性の「俺たちどれだけ女性に気を遣っているんだか」そんな声も聞こえてきそうですが、、、!)
女性は皆繊細な生き物なのです。
私も見た目は丑年のごとくどっかりしていますが、心はウ・サ・ギ!(言ってみたかっただけだよ、ウサギっていうよりネコかなぁ笑)
そんな戦う女性をパートナーの皆さん、支えてくださいね!

ではではHasta Manana!

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,501件

マイアミにいて、アーティストとしての夢の実現のために日々精進しているので、応援したいな、と思う方、是非応援お願いします~! 皆さんのサポート無駄にしないよう頑張ります!