見出し画像

運転計測アプリ「GOOD DRIVE」で社会に安全運転を広げる

ソニー損保が提供する運転計測アプリ「GOOD DRIVE」。
2022年1月からは利用対象者をソニー損保のご契約者以外にも拡大し、安全運転の輪を広める取組みが始まっています。ドライバーの安全運転をサポートするGOOD DRIVEは、どのような経緯で誕生したアプリなのでしょうか。

今回はGOOD DRIVEに込められた思いと未来についてご紹介します。

安全運転の度合いを客観的に計測し、運転をスコア化

マーケティング部門 T.W
2019年4月に中途採用でソニー損保に入社。前職は同業他社。
競合の立場から感じたお客様への誠実な姿勢に感銘を受けソニー損保へ転職。
自動車保険のウェブサイトのUI/UX改善や火災保険のウェブサイト構築を経て、
2022年9月よりGOOD DRIVEアプリ担当として活躍中。

GOOD DRIVEは利用者の運転を自動計測するアプリです。
2022年9月からGOOD DRIVEのアプリ担当を務めるWさんは、このアプリには2つの狙いがあるといいます。

「ひとつはなんといっても事故の削減です。損害保険会社はお客様が事故を起こしてしまった時のマイナスの感情や経済的な負担をゼロに近づけるのが基本的な役割ですが、お客様からすればそもそもマイナスにしたくないというのが本音だと思います。マイナスを生まないために、我々の立場からできるお手伝いは何か。そう考えた時に行き着いたのが、安全運転のサポートというアプローチです。」

事故を未然に防ぎたいというドライバーの思いに、アプリによる安全運転サポートで応えたかったというWさん。現状の自動車保険では対応できない点にも踏み込みます。

「もうひとつ大切にしたのが安全運転ドライバーへの恩恵です。現状の自動車保険のシステムでは、どんなに荒い運転をしていたとしても、結果として事故を起こさなければ、毎年等級が上がり、いずれは最大の割引を受けられるようになります。極端な言い方ですが、危険運転でも安全運転でも受けられる割引は同じです。これが果たして安全運転を心がけているドライバーにとって公平な評価なのかと考えた時に、安全運転ドライバーの思いに応えられる仕組みとして、キャッシュバックという機能が生まれました。」

ドライバーのモチベーションを高め、気持ちのいいドライブを実現

GOOD DRIVEアプリ画面イメージ
(左)ホーム(運転スコアなどを表示)
(中)レポート(運転傾向などを表示)
(右)走行記録(走行の記録などを表示)

世の中にはすでに運転診断機能をもつアプリやドライブレコーダーが存在する中、WさんはGOOD DRIVEを多くの方に利用してもらうために"気持ちに寄り添うコミュニケーション"を意識したといいます。

「目新しさから一度使って終わりではなく、継続して使い続けていただくことが重要」と語るWさんは、GOOD DRIVEのこだわりポイントに「ポジティブなメッセージ」と「加点方式」を挙げました。

「使っていきなり『点数が低かったですね』と言われてしまうと気持ちが下がってしまいますよね。まずは『運転おつかれさまでした』とそっと寄り添い、仮に点数が低かったとしても『次の運転で挽回することもできます。何回も使えばスコアは平均化しますよ』という前向きなメッセージを送るようにしています。もちろん、GOODな運転をしたときには点数に反映されますし、『ここで褒められたらうれしいな』というところでご案内ができるよう心がけています。

また、多くの運転診断アプリは減点方式が採用されていると思いますが、運転開始直後のミスで満点を逃してしまうと、集中力がダウンし事故につながるおそれがあります。大切なのは点数ではなくお客様の視点で運転を振返っていただくことです。いい運転はしっかり加点し、減点したときには点数を上げるためのアドバイスをお伝えして、モチベーションを高められるようにしています。」

お客様に寄り添うアプローチが実を結んでか、GOOD DRIVEを利用されるソニー損保のご契約者の多くが高得点を獲得し、実に80%以上の方が30%キャッシュバック※を受けています。

「正直もっと点数がバラけると思っていました」というWさんにとって、これはうれしい誤算。
自身もGOOD DRIVEユーザーだというWさんは「私も年間で25,000円ほどキャッシュバックを受けられました。ぜひ皆様にも、毎日安全運転を心がけたご褒美として受取っていただきたいですね」と笑顔を見せます。

※「安全運転でキャッシュバックプラン」(GOOD DRIVE)にご加入いただいたご契約のうち、ご加入1年目のご契約のキャッシュバック結果(2023年1月末時点)

身近な人に勧められるアプリを目指す

GOOD DRIVEは、2022年1月からソニー損保のご契約者以外でも利用できるようになりました。その背景には「GOOD DRIVEアプリの提供を通じて交通事故を減らしたい」というソニー損保の思いがあるといいます。

「社会から交通事故を減らすのがGOOD DRIVEのコンセプトです。そのためにはソニー損保のご契約者だけが無事故になればいいわけではありません。交通事故削減への第一歩として、ソニー損保でのご契約有無にかかわらず多くの方にご利用いただければと思っています。そして利用していただいた結果『GOOD DRIVEを作っているソニー損保はいい会社だね!』と思っていただければうれしいですね。」

そしてWさんは社会に安全運転を広める第一歩として、GOOD DRIVEを「家族に勧めてほしい」といいます。

「ご両親の運転を見て『ブレーキが遅くなったな』『周囲に気がつくタイミングが遅いな』と感じ始めた方、お子さまが運転をし始めた方にはぜひGOOD DRIVEをお勧めいただければうれしいですね。家族全員で運転を客観視する習慣を身につけていただければと思っています。」

年代を問わず多くのドライバーにGOOD DRIVEを手にしてほしいというWさんに、今後の目標を聞きました。

「アプリストアのレビューなどを拝見するかぎりでは、現状はすべてのご利用者に満足いただいてるわけではありません。”何かが嫌だな”というご不満をひとつひとつ解決していくのが今の目標であり、やらなければならない義務であると思っています。

一人でも多くの方にGOOD DRIVEをいいアプリだとご評価いただき、安全運転を意識していただけるようになってほしいですね。一件でも交通事故を減らせるよう、これからもGOOD DRIVEの価値を高めていきたいと思います。」


上記内容は掲載当時のもので、現在と異なる場合がございます。

この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!