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ザラザラ?カリカリ? 独自の意匠をもつ 『Xperia 1 V』ウラガワの秘密

広報部のNKです。
みなさん、スマートフォンを選ぶときは何を重視していますか?
OSやスペック、通信事業者など、要素はいろいろあると思います。
常に自分の手元にあって、毎日使うものだからこそ、手に取るたびに気分があがる色やデザインも大事ですよね。
今日はソニーのフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 V』のデザインについて紹介します。


不思議な触感…!『Xperia 1 V』の背面デザイン

『Xperia 1 V』の背面加工のイメージ

『Xperia 1 V』の背面には、独特の細かな加工が施されています。
一見、テクスチャーが見えないくらいの繊細な凹凸加工に加えて、前機種の『Xperia 1 IV』の背面で採用していたフロストガラス加工も施しています。指先で触ると、ザラザラというか、爪がカリカリするというか、ちょっと不思議な触感です。
これは「機能性触覚デザイン」といって、滑りにくさと触感の良さを兼ね添えたXperia™独自の意匠です。グリップ感の向上という機能性とデザイン性を両立させているのです。
この独特のデザインはどうやって生まれたのでしょうか?
担当デザイナーの村井さんに伺いました。

素材やデザインへのこだわり

『Xperia 1』シリーズは、Xperiaシリーズの中でも特に撮影体験を重視するモデルです。
ソニーの最新センサーとXperia独自の画像処理技術の掛け合わせで、暗い室内や明るい太陽光の下など、シーンを問わずクリアでノイズのない写真や動画が撮影できます。それだけに、スマートフォンのデザインも「カメラっぽさ」を意識した、とデザインを担当した村井さん(クリエイティブセンター アートディレクター)は言います。

ソニーグループ(株) クリエイティブセンター アートディレクター 村井さん

「カメラ部分は、レンズまわりを緻密でマットなブラスト処理を施したメタルバンプにしています。これによりカメラが背面ガラスに溶け込み、3つのレンズの存在がより強調されるようにしました。」(村井さん、以下同)

『Xperia 1 V』の背面

村井さんはこれまで、様々な素材やカラー、加工のトレンドを研究し、ソニーの商品デザインに反映してきました。機能的な素材を使って、フラッグシップモデルにふさわしいデザインとは何かを追求してきた成果が実を結んだのが、『Xperia 1 V』の「機能性触覚デザイン」です。

「カメラと違ってフラットな形状のスマートフォンで、撮影体験を高められるグリップ感を出すにはどうすれば良いか?長年考えてきました。その解として挑戦したのが、背面パネル素材のガラスに凸形状の加飾を施し、特別なガラスに仕立てる「機能性触覚デザイン」です。微細なテクスチャーの形状や凸量、ピッチを調整しながら何度も試作を重ね、グリップ力を向上させて完成しました。」

堅牢性と先進性を兼ね添え、機能美を追求した背面ガラスは、このようにデザイナーの飽くなき探求心と挑戦によって生まれたのです。

カバーを付けても同じような触感と見た目が!?

専用カバー Style Cover with Stand for Xperia 1 Vの背面

せっかくのこだわりのデザインですが、カバーを付けることで、見た目も触感もなくなってしまうのはあまりにももったいない…!
というわけで、別売りの『Xperia 1 V』専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 1 V」では、本体背面のこだわりをできるだけ再現して設計されています。素材は、ソニーが開発した再生プラスチックのSORPLAS™です(スタンド部分を除く)。素材こそ違いますが、同じ思想で作られた「機能性触覚デザイン」で、滑りにくさや触り心地を実現しています。
上のケースの写真、下部のスタンド部分が少しだけ膨らんでいるのがわかりますでしょうか?これは、安定したグリップ感で撮影できるよう意識したデザインなのです。スタンドは、縦置き・横置きの両方に対応していますので、撮るときも見るときも、便利に使えます。

撮影時のイメージ

知って「へぇ~」、触って「おっ…」

デザイナーが、使い心地とデザイン性にこだわりぬいて生まれた「機能性触覚デザイン」のお話、いかがでしたでしょうか。
この不思議な触感は、多くの方が、初めて触ったときに思わず「おっ…」と声がでます。百聞は「一触」に如かず。ぜひ、お近くの販売店やソニーストアで『Xperia 1 V』を手に取ってみてください。きっと「おっ…」って声が漏れちゃいますよ!

執筆: 広報部 NK

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