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【はじめての転職】入社1年半で経験した転職活動で感じたこと

こんにちは。フリーライターのぱるです。
わたしは新卒で入社した会社を1年半で、辞めました。
なかなか辞めるという行動には勇気もいるし、エネルギーも必要で、ましてや新卒で入った会社を俗に言う「とりあえず3年働け」を待たずして辞めることは、簡単ではありませんでした。でもわたしはいま、あの時転職して良かったと心から思っています。なので、今回は自分の実体験をベースに転職活動によって感じたことを伝えてみようと思います。

感じたこと3つ
◎自分がやりたいことをやっていいんだ
◎仕事よりも自分を優先してもいいんだ
◎誰にでも良い顔をしなくてもいいんだ

◎自分がやりたいことをやっていい


就職活動時は、「誰かを感動させられるコンテンツを生み出したい」という思いの元、それを実現できる職種を検討していました。その結果、Webの世界ならたくさんの人に見てもらえると感じ、自社Webサイトを持つITベンチャーのWebマーケティング担当として入社しました。

でも、仕事を進めていくうちに、どれだけユーザーに感動を与えられるために頑張っても、閲覧数や売上金額など数字でしかアクションが返ってこないことに、寂しさを感じるようになったんです。

思ってたのと違うな。もっと、ユーザーの顔を見て、リアルな声を聞きながら、感動を届けたいな。
そう感じて、わたしは転職をすることにしたんです。

でも、こんな考えは甘えなのかな?
もっともっと、成果を出せるまでやった方がいいのかな?と、もちろん不安になりました。

だけど、もやもやしたまま仕事を続けたら、きっとそのもやもやは何かしら業務の質に影響を与えるだろうし、結果的にそれは、わたしがユーザーに感動を届けたいという思いに反することになる。たった1年ではあったけど、こうやってWebの世界を知って、改めて自分がやりたいことはどういうことなんだろう?と考えるきっかけになったんだから、それだけで価値ある時間になったんじゃないかな。ユーザーの顔や声を聞きながら仕事できる環境で、リスタートしてもいいんじゃないかな、そう思ったんです。

◎仕事よりも自分を優先してもいい


わたしの転職するきっかけにはもう1つ理由があったのですが、あるあるの上司との相性です。わたしとその上司と、同期の女の子の3人チームだったのですが、少人数チームだからこそ関係性が密接すぎて耐えられなかったんです。上司は、決定事項のすり替え常習犯で、全社MTGで大ホラ吹いてその尻拭いをさせたり、3時間カフェに拘束したり、いつも鼻毛出てたり、とにかく、とんでもない野郎だったんです。
同期の女の子は一度ぶち切れて、トイレのドアを蹴り飛ばしていました(笑)。

そんななかでも同期の女の子と愚痴ランチで発散しながら仕事を進めるなか、ついに身体にも影響が起きてしまったんですよね…。病院に行くと、お医者さんには「こりゃ仕事辞めないと治らないね!辞めなよ!ははは!」と言われ、そのあまりの明るさに「えぇー!?がちですか!?」と素で返したのを覚えています。

そこまでして、今の仕事を続ける価値はないと思いました。

約20名の少数精鋭組織で部署を変わるくらいでは上司と離れられないこともあり、社内異動は考えませんでした。

◎誰にでも良い顔をしなくてもいい

転職を決めると、転職を阻止しようとしたり、意地悪なことを言ってくる人が出てきました。
「転職した~い」と、嘆いていた時は応援してくれていた他部署の同期が、突然「次がブラック企業だったらどうするの?もっときもい上司かもしれないし、今の会社の方が幸せかもしれないんだよ」と言い出したんです。何を言ってんだコイツは、と思いました。

他部署の先輩からは「いいよな女は、仕事嫌になったら結婚すればいいんだから」と、言われました。地獄に堕ちろ、と思いました。

社長に誘われた二人きりのランチでは、「デザートも食べる?ちなみに本当に辞めちゃうの?」と、わたしのチョコフォンデュを注文しながら子犬みたいにシュンとしていました。かわいい。

こんな風に、転職を伝えると特に小さな組織ではダイレクトに反応が返ってきます。噛みちぎってやろうかと思うほどむかつくことも言われましたが、基本的には社長のように、寂しがりながらも次のステージに向かうわたしを応援してくれる人がほとんどです。だから変なこと言ってくる奴は、無視です。するっ~と流します。
他部署の同期には、「そしたらその時考えるよ」と言ったし、地獄に堕ちればいい先輩にはカラ笑いで返しました。わざわざ良い顔する必要もありません。聞いた傍から右から左です。

実際に、こちらから掴みかからなければ、それ以降何か言ってくることはなかったし、変にニコニコしなくても何の問題もありませんでした。

こんな経験をしてきたわたしですが、結果的に後悔していることは1つもありません。転職活動時は不安になったり、こんなことで辞めちゃいけないかも…と自分を追い詰めたくなったりもするし、円満退社のために良い顔して気を遣わなきゃいけないんじゃ…とか思ったりしますが、振り返ってみると何を言うとんじゃ、どうでもいいからはよ辞めろって感じです。

転職は悪いことじゃないから、自分がやりたいことを見つける旅だと思って、もっともっと転職活動を楽しめる人が増えたらいいな~って思います!

【この記事を書いた人】
NAME:ぱるちゃん

算数・数学に恐怖すら抱く、数字ダメダメ文系女子(25)。
論理より感覚。分析より行動。まさに猪突猛進。猪のような女です。
経歴:Webマーケティング(SEO) ⇒ フリーライター

「ITやモノづくりの世界を身近に感じてもらいたい」そんな思いでこのnoteを始めました。書き手は全員転職経験者。実体験にもとづくエピソードや、転職に役立つかもしれない小ネタ、気になるニュースなどをざっくばらんに更新していきます。気に入っていただけたら、ぜひサポートをお願いします!