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なぜ「名古屋飛ばし」?

「名古屋飛ばし」とは

昨日、「名古屋飛ばし」というワードがTwitterでトレンド入りしました。

先日、7都府県に緊急事態宣言が発令された際に、

大都市であり、感染者数も多いはずの愛知県が宣言の対象に含まれませんでした。

そして埼玉県、兵庫県、福岡県は愛知県よりも患者数が少ないにもかかわらず、宣言の対象に含まれました。

(参考までにコロナウイルス患者数と人口の表をご覧ください)

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表を見れば一目瞭然ですが、まさに「名古屋飛ばし」ですね。

「名古屋飛ばし」の理由

ではなぜ、大都市であり、感染者数も多い愛知県は

宣言の対象に入らなかったのでしょうか?

その答えは、4月7日午前の参院議院運営委員会で、

西村康稔・経済再生担当相が述べた言葉の中にありました。

「愛知県については、感染者数は確かに多いが、倍増のスピードが今、27日とか23日とか、非常にゆったりとしている。感染経路が分からない人は27%と、比較的低いということもあって、今回は指定しなくてもいい、という(専門家の)ご判断だ。同様の判断を北海道、京都でもしている」

つまり、他の都府県に比べて愛知県における感染者増加のスピードが遅く、感染経路不明者数も少ないということが、愛知県が宣言の対象に含まれない主な理由だと述べています。

新たな問題

愛知県が宣言の対象に含まれない理由はわかりましたが、

新たな問題が浮上しました。それは「コロナ疎開」の疎開先として、

対象になっていない愛知県に移動する人が増えるのではないか?

また、対象にならなかったことで人々の気が緩み、彼らが外出することで、

再び感染が拡大してしまうのではないか?

という懸念です。

愛知県の動き

こういった懸念から愛知県は、

政府に愛知県を緊急事態宣言の対象に含めるように求めています。

また、対象に含まれなかった場合には、

愛知県独自で緊急事態宣言を発令することを考えているようです。

私が思ったこと

感染者増加のスピードが遅く、感染経路不明者数も少ないという理由で

愛知県を緊急事態宣言の対象に含まないということに疑問を感じました。

感染者増加のスピードが遅かろうが、感染経路不明者数が少かろうが、

愛知県が5番目にコロナ患者数が多く、4番目に人口が多い

という事実に変わりはありません。

対象になった7都府県と同じく、愛知県もとても危険な状況です。

過去に前例のない緊急事態宣言だからこそ、

少しでも危険な状況にある場合には、

躊躇なく対象にするべきです。

一番大切なことは

我々、国民が、緊急事態宣言が出た地域、出ていない地域に限らず、

同じ危機感を持って、一人一人が感染しない、広げないという

意識を持って過ごす。

ということだと思います。


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