見出し画像

スウェーデンでの生活#17 旧市街の温もりあふれるクリスマスマーケット

だいぶ寒いイメージがあった北欧だが、ストックホルムは海が近いためかそれほどでもなく、一昨日やっと雪が積もった。朝起きたら窓の方がなんだかまぶしく感じて、外を確認したら一面真っ白だったのには驚いた。

画像1

さて、今日は旧市街ガムラスタンのクリスマスマーケット初日に行ってきた話を。昼頃から始まったようで、ノーベル賞博物館前の広場は老若男女でにぎわっていた。広場の中央には簡素で大きなクリスマスツリーがあり、木を囲むように足元にキャンドルが置かれていて暖かい雰囲気。木材でつくられた屋台も伝統的といった印象で、なんだか落ち着く。どこかのお店でかかっているクリスマスソングがかすかに聞こえてくる。

画像2

屋台を軽く一周してから、みんなに倣ってグロッグ(グリューワイン)を試してみる。シナモンががっつり効いていて、甘酸っぱくて美味しい…。アーモンドとレーズンも入っていて、優しい味にほっとする。

画像3

星の飾りを載せたお店もあって素敵。この屋台ではローストアーモンドを売っていて、辺りにただよう焦がしキャラメルのいい匂いに惹かれてつい買ってしまった。お兄さんが大きな中華鍋(?)でナッツを炒めていて、出来立てなのが嬉しい。甘くて香ばしくて、幸せ…

画像4

画像5

グロッグを飲み終わったので屋台を一つ一つ見ていく。クリスマスらしい天使や楽隊のオーナメント、キャンドルホルダー、サンタモチーフの陶器やシカ?の角を持ち手に使ったテーブルナイフ、絵本か何かに出てきそうな可愛い帽子や靴、七宝焼に似たアクセサリー…いろいろな手工芸品が並べられていた。食べ物系ももちろんあって、カラフルなキャンディーからソーセージ、プレッツェル、ブラックプディング、子ども向けの綿飴までさまざまで、見て回っているだけで楽しい。日本のお祭りと同じように遊べる屋台も出ていて、紙製の魚釣りや的が回るタイプの的当て(だと思う)などがあった。

画像6

手のひらサイズのぬいぐるみを売っている屋台も。隣で見ていた方が「全部欲しい、迷う〜!」と話していて同感だった。迷った末、私もリスのキーホルダーをお迎え。

画像7

北欧らしい温もりを感じる伝統的なクリスマスマーケットで素敵なひとときを過ごした、初冬の特別な1日でした。

ご覧いただきありがとうございます!