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躁の期間と鬱の期間、状態、過ごし方

僕の、躁と鬱の期間は大体

躁は4ヶ月

鬱は5ヶ月

で構成されている。鬱が過ぎた後のどちらでもない期間は一ヶ月くらいである。

躁の四ヶ月の状態は、

・元の病前の性格(フラットとすると)に活動力が増加したり、詭弁になったりする。話していてとても楽しくなる。アイディアも次から次へ湧いてくる。体感としては、脳が常に稼働している感覚で頭が熱い。この時期は、社交性が上がり、仕事が決まりやすかったり(フリーランスの営業)、新たな出会いが増えたり、物事がいつもよりうまく進んでいる様な気がする。元々は人見知りで慎重なタイプなのでその自分とは逆のような気がする。

・自分の正義感が絶対と思い、言わなくていいことを言ってしまい友人と喧嘩になることがある。後々から謝罪をするが関係が壊れてしまうこともある。

・話しや、発想があちこちに飛びやすく不思議ちゃんと言われることがある。

・金銭面については、少し普段より緩んでいる様な気がするが、度を超えた利用はないと思う。服にかけるお金が増える。

・普段賃貸をしていなく、ホテル住まいをしているのだが、気が思うままに色んな場所に滞在して生活をしている。一つの場所にとどまれない感じだ。同じ場所に帰りたくない、刺激がほしいといった様子。鬱になると孤独に耐えきれず、実家に戻ってじっとしている。

・気持ちがソワソワしていて本や文章を落ち着いて読んだり書いたりが難しくなる。(なので文章を書いている今は絶賛鬱状態であります笑)

・鬱になった時の辛さ苦しさを全く忘れてしまう。鬱の時は躁状態のことを忘れている。(8往復していて最近やっと俯瞰して見れてきた)

・刺激的な食べ物がすくなく、ナチュラルに近い食べ物を好む。少食になる。少しの量でお腹がいっぱいになる。お酒も少量で酔っぱらうようになる。体の感受性みたいなものが上がっている感覚で、普段タバコを吸うのだけど、味がおいしくなくなり吸えなくなることもある。ケミカルなものが苦手になる。

・人を見た瞬間にどういう人か、どんな性格か、何考えているか、などが瞬時にわかるようになり(実際に友人にびっくりされたり、確認したりして)第六感みたいなものが冴え渡る。あらゆる感性が開きまくりな感覚。

・睡眠に関しては、夢もあまりみずぐっすりと寝れていて朝起きた時には晴れやかな気持ちが多い。睡眠時間は7時間〜9時間の間。小学生の頃のような睡眠である。

・生きているだけで幸せだと心より思っている。日頃の些細なことでも感謝するようになり、生きているだけでとても幸福な気分である。


鬱状態の5ヶ月の状態は、

・躁状態の後に徐々にジワジワ突入してゆく。先に気分が落ちて、体が後からどんよりしてくる。

・人と会うのが怖くなって、会いたくなくなる。気分が塞いでいて自分の内側ばかりに目が向き、相手に関心がなくなる。会いたいけど会えなくなるの表現の方が、あっている気がする。相手の会話が理解できなくなったり、相手の気持ちになって話を聞けなくなるので、素っ気ない返事しか返せなくなり、会話がぎこちなくなる。そして、この時間が死ぬほどキツイ。

・睡眠が浅くなり、悪夢を見始める。自分は、これが鬱に突入した合図。鬱期間が深まってゆくに連れて、悪夢の怖さのレベルが上がってゆく。寝れたっていう感覚がない。

・頭が働いていない感じで、物事に興味がなくなり何事も楽しめなくなる。何をしていても空虚である。ずっと同じガムを噛み続けているような無味無色の日々。それをどうにかして払拭しようとして、SNSやYOUTUBE、ネット(病気のことをずっと調べている)に起きてから寝るまでずっと張り付く。不安や孤独感がつよくなるためそれらに依存して、気持ちを紛らわしている。時間が進むのが異常なほど遅く感じて、日々を無駄に消化している感が半端ない。早くこの時期が過ぎてくれと言わんばかりに。自殺のことも多々考える。相当キツイ状態。

・過食する。体重は、5キロ〜 20キロの幅で増える(躁の時にその増えた体重は戻る)。この時の食欲のコントロールは本当に難しい。糖分をかなり欲していて飢餓感が強く、過食が本当にやめれない。躁の時に食べないジャンクなものばかり欲するようになる。何をしていても楽しくなく、食事だけが唯一生きている心地を感じさせてくれるため。体も危機的状況が強いと糖質を蓄えたがり、長く生きれる為に準備すると聞くがまさにそのとうりだと感じる。

・躁状態の時に出来てたことがほとんど出来なくなり、自分の能力の低さに辟易して、今の不甲斐ない自分を責めまくり自暴自棄になり、死にたくなる。そして、何度も自殺を考える。人生も気分の波がありすぎてどうしてよいのかわからなくなる。

・何かこんな時でもできることはないかと思いバイトを探し応募するのだが、面接を組んでもらうがいけない、採用になるがいけなくなるを繰り返す。

・呼吸が浅くなり、常に不安感、絶望感と隣り合わせである。孤独感が強く、1人でいられなくなる。

これが僕の躁と鬱の期間と状態だ。

安定した状態というのがなくて、感覚や考えがコロコロ変わり自分自身のことがわからなくなる。そういう状態なので、自分のアイデンティティーが見出せなくて、常に浮き足立った状態で生きている。空虚さや、焦燥感が強く、自分自身に振り回されている、そして周りの人のことも振り回している。そういう自分が嫌になって人との接点も減り、友人も自ずといなくなってゆく。





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