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自分を癒すためのアート

表現やアートは自分を癒すために作り出されるのではないかと思う。

知り合いの絵本作家さんは、
若い頃から鬱に苦しんでいて、その自分を癒すために絵を描き始めた。それまで、絵画について学んだことも、書いたこともなかったのにいきなり描き始めたみたい。
書いていく事に、幼い自分が喜び癒されていくって表現していた。

服飾やジュエリーのデザイナーさんたちも似たようなことを言っていた。生きてく中で、しらずしらずに内側に溜まっていく感情を排泄するためにものを作り続けていると。排泄しないと苦しくなると。

僕が出会った人の中だけでの考察になるけど、
みんなに共通して言えるのは、
何かを創作しようという感覚ではなくて、創作せざる得ないということ。

彼らにとっては、創作は呼吸と同じもので
しないと死んでしまうこと。

感受性がつよいと、
世の中の矛盾や不条理に迎合できなかったりする。マイノリティになると自分を肯定できなかったりして、感情を抑圧したりする。
うまく外側と繋がれなかった人たちは、作品を通して内側を癒やし、繋がりを求める。

そんな気がする。



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