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せやろがいおじさんは伊藤詩織さんを支持するを観て。

考え方のアップデート

せやろがいおじさんの言う、アップデート はなかなか難しいと思う。

たかまつななさんの【生配信】の中で話が上がって観に行きました。

今まで生きてきた価値観や考え方を変えるのは本当に難しい。

例えば、アラフィフの私は、男性の前で「生理」の話をするのが恥ずかしい。恋人であっても。

今は、生理は隠すことではない、という考え方がネットを中心に浸透してきている。その考えが悪いとは思わないけれど、性教育が大事だということもわかって行動しているけれど、

自分の生理を男性に話すのが恥ずかしい という気持ちは消えない。
新品のナプキンを見られるのも恥ずかしい。

自分の性の話を男性にするのは嫌、という気持ちが根強い。

嫌悪感。

これは、アップデート以前の気持ちの問題で、解消するのは難しい。

一般論として話すのは大丈夫なんだけど。

言葉は知っているけれど

実際、私の周りの人達、特にネットをほとんどしない人たちは、

LGBT・セクハラという言葉は知っていて、会社でもハラスメント講習なんかもやっているけれど、

全然中身が伴っていない。

「あの男、なよなよしているけれど、好きなのはオトコなのかな」と大きな声で笑いながら話をする課長。(私より年下でハラスメント担当)

「この前、飛行機に乗ったらスチュワーデス(!)が全部おばさんだった」と、あろうことか私の前で(アラフィフの私の前で)のたまった社長。(60歳代)

「女子はスカートはいて、ちゃんとメイクして、パンプスを履くべき」という後輩。(40歳代・女)

私の心の中の叫び声が聞こえますか?

「バカなのか?お前らはバカなのか?」

私たちが少数派

でも、実際、現実生活ではそれが普通です。

ネットをほとんどしない上記の方々は、

驚くことに「伊藤詩織さん」を知らないだろう。
「木村花さん」も知らないと思う。
「はすみとしこさん」なんて、見たことも聞いたこともない「ナニソレ」状態だろう。

この先、伊藤詩織さんの活動が広まって、色々なことが変革され社会が変わって、今までの経緯が広く知れ渡るには、

これから10年はかかるだろう。(社長はもうアップデートは無理だ)

スマホを持っていても、テレビを見ていても、新聞を読んでいても、自分が拾おう・知ろうと思わない限り、情報は入ってこない。

実際、パソコンもスマホも持っている息子も、興味がなく見てない から知らない話だった。

この世の中には、知らないことがありすぎる。
ネットをする方の私ですら、そう思う。

私は、会社では、パソコンをする変な女と思われている。

価値観は無意識

私が応援しているたかまつななさんも、時々気に障る言葉を使う。

「嫁に行きたい」「もらってくれるひといるかな」
気になるのは、離婚してバツイチな私だからだろうか?
嫁という立場で嫌な思いをした自分の思い込みだろうか?
女も人も、もらわれるものではないのに。


パソコンやスマホ・アプリのアップデートは、お知らせがあるからわかる。
自動更新してくれるから、皆、出来るんだ。

「その考え方古いよ」って言われても、「ずっとこれで生きてきた」「別に支障がなければ良くない?」「何も困ってないけど」と言われる。
windows7を使い続けるのと同じように。

困っていない、スマホも持ってるだけの、その人たちをアップデートするのは、どうしたらいい?

youtubeで叫んでも、twitterでつぶやいても、noteにしたためても届かないよ。

今、私が出来ることは何だろう?伝えていくしかないんだろうな。


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