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#3 【番外編】アメリカ大統領選「観“選”のススメ」:大学生も盛り上がる!一生モノを目指して ~日本最強⁉のゼミ紹介も~

トピック「アメリカ大統領選」。最終回です!

これまでは実際に体験した現地の雰囲気

そして基本的な情報をお伝えしてきました。

今回は、このトピックの盛り上がりを証明した大学ゼミを振り返ります

2019年7月、私は所属するゼミ(通称:TTC)にて、民主党候補者選についてのワークショップを主催しました。

当時の民主党は、20名以上の候補者らによる第1回討論会(2019年6月26、27日開催)が繰り広げられた直後です。
それすなわち!【後編】の投稿内でも触れた

・候補者のバラエティに富んだ経歴
・各人のアピールポイント

が直近のニュースとして体感でできる状況だったのです!
参加したのは、およそ40名の大学2~4年生。
いったいどのようなワークになったのでしょうか。。。

ワークのテーマは
Who is your favorite?
~お気に入りを見つけよう~

参加者をランダムにグループ分けし、各グループが気になる候補についてその場で調べてもらいました。調べた内容は模造紙にまとめ、ポスターセッション形式で全体に向けてプレゼンします。

当日の流れをまとめるとこんな感じ。
①大統領選についての説明、簡単な候補者紹介 10mins
②グループワーク(ポスター作成) 30mins
③プレゼンテーション・講評 10mins

まず私から、全体に向けて簡単なプレゼンを行いました。その内容は、【前編】【後編】でお伝えしたこととほぼ同じです(笑)

参加者の皆さんに大統領選の雰囲気、当時の状況を知ってもらいます(①)。

プレゼンの後、グループごとに候補者を1名選び、ポスターにまとめてもらいました(②)。

発表までの制限時間は30分

・取り上げる候補者決め
・ポスター作成

全て含めて30分です。

「短すぎる!」

と感じる方もいるかもしれません。

この時間がTTC基準です(笑)

参加する学生はスマートフォンやラップトップを使って瞬時に情報を集めていきます。情報の信頼度のチェックやグループ内での議論もすべて同時進行です。終始グループが沈黙することはありません。「挙手→意見発表」といった光景は存在しません。各自が即座に意見を発し、白熱した議論で30分間を駆け抜けます。
主催者の私をちょっとだけグループ単位のフォローアップを行いますが、何もせずとも各グループ内でポスターは完成するでしょう。

完成したポスターがこちら!

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画像2

レイアウト・内容の工夫は様々。実際の候補者達と同じくらいバラエティに富んだポスターが完成しました。このポスターを元にプレゼンを行います。

1グループにつき制限時間は1分

1分経ったら即終了。

この時間がTTC基準です(笑)

最後に全体へ向けたフィードバックを行い、1時間のワークは終了しました。

いかがでしたか?学生がたったの30分調べだけで、これだけバラエティあふれる情報が集まりました。

「情報の多様性」を掘り下げることこそが、社会を見る際のカギになると思います。「多様性」を細かく見てみればそれは「違い・差異」として認識できるでしょう。様々な情報と自分自身の考えを照らし合わせると、自身の中に新たな考え方や価値観が形成されるはずです。それには一生モノの価値があります。

アメリカ大統領選はこうした「情報の多様性」が顕著に現れる出来事です。日本国内の選挙と比較するとその傾向は一層強くなるでしょう。このトピックを楽しみながら、“一生モノ”を手に入れることができれば一石二鳥です。
読者の皆さんにとって、この投稿がそうしたことにつながるきっかけになれば幸いです。

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