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#2 【後編】アメリカ大統領選「観“選”のススメ」:グループステージ終了 残すは決勝戦!

アメリカ大統領選紹介の第2回です!
前回は大統領選当日の雰囲気を、現地での体験を交えてお伝えしました。

今回は、一連の流れや現在の状況をとーーってもシンプルにご紹介します。

基本情報がつかめれば、観“選”の準備はOKです!全体的に簡潔な記載にとどめています。情報サイトやニュースサイト(英語の媒体に挑戦するのもいいかも!)を見るきっかけになれば幸いです。

※記事の特性上、一部情報の省略や簡略化を行っています。ご了承ください。

はじめにアメリカ政治の構造と大統領選の流れをご紹介しましょう。

アメリカ国内の政治は、

民主党VS.共和党

の構造が長らく続いています。
大統領選の流れにも、こうした構造が反映されているようです。

まず各党内で代表者を選び、その代表者が1対1の選挙戦を繰り広げます。
この「一騎打ち」選挙の投開票日が2020年11月3日に予定されているのです。(前回の記事では2016年の投開票日の様子をご紹介しました。)

ニュース等をみると、各党の「代表者決め」も大統領選の一部として扱われるのが一般的です。
つまりアメリカ大統領選は、

①グループステージ(各党内での代表者決め)
②ファイナルステージ(両党代表者による選挙)

の2段階の選挙として考えられています。
まるでスポーツ大会のような選挙形式です。また①と②でかかる期間は1年以上!長期間であるがゆえに、たくさんの人がその動向に注目し、社会的な盛り上がりも高まります。
私たちにとってみれば、長い間注目できるとっても観“選”しがいのあるイベントであるということです(笑)

「ファイナルステージ」の投開票日まで6カ月ちょっと(※執筆時点)、大統領選はどこまで進んだのでしょうか?

これまでの動向をお伝えしましょう。
2020年4月30日時点、各党のグループステージは実質終了しています。
つまり──ファイナルステージに進む代表者が決定しているのです!

いったい誰が次期大統領の座をかけて決勝戦に臨むのでしょうか。

まずは現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏率いる共和党からご紹介しましょう!
といっても共和党の代表者はトランプ氏一択なのです。。。
実は2020年の大統領選、現職の大統領も出馬することができます。

アメリカの場合、大統領の任期は4年。そして二期(8年間)までなら継続して在任することが可能です。
トランプ氏にとって2020年の大統領は、大統領としての免許更新のようなものですね(笑)

いずれにしても共和党のファイナリストは、

「現職」というシード権をもったトランプ氏

ということになります。

一方の民主党は、どのような動きを見せていたのでしょうか。
つい最近まで、同党内では20名以上の候補者による選挙戦が繰り広げられました。候補者たちの年齢層はもちろん、その経歴もバラエティーにあふれたものです。

その中から勝ち上がったのは、

ジョー・バイデン(Joe Biden)氏

オバマ政権では副大統領を務めていた人物です。

改めて現在の状況を整理してみましょう。

2020年の大統領は、

トランプVS.バイデン

の決勝戦を残すのみです!
プロ野球でいえば、日本シリーズ目前!といったところでしょうか(笑)

たたかいは既に始まっています。たった今から、観“選”は始められます!

関連するニュース等を追っていくと、盛り上がりを体感することは簡単です。たとえ英語がわからなくても、多くの人たちの熱狂や候補者リーダーシップは十分に伝わってくることでしょう。

「政治」という一見堅苦しいトピックです。しかしアメリカ独特の盛り上がりを通してみれば、多くの方々が注目できる・楽しめると思います。

更には
政治の知識
・世界の情報
・英語学習
が一度に吸収できるのです!なんてお得なのでしょう!!

いかがですか?今開いている端末で、ちょっとだけ調べてみませんか?

次回は【番外編】!

以前このトピックを大学ゼミに取り入れました。
その模様を振り返ります。

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