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たけのこご飯

お気に入りの近所の八百屋さんに、ゆで筍があったので、筍ご飯が食べたくなって、作りました。帰り道は筍ご飯のことで頭いっぱい。

分量はいつも適当なのですが、今回はうまく行ったので備忘録のためにメモ。
甘さや塩味は控えめです。

[今日のたけのこご飯の材料]
・米2合(浸水しておく)
・茹で筍 140g程度
・油揚げ 半枚(もうちょっと多めでも美味しい)
しろたまり※1 大さじ2.5
・みりん※2(今日は小笠原みりん一子相傳)大さじ1
・酒 大さじ1
・出汁汁(今日は昆布と鰹) 
・最後のトッピング 白ごま、海苔
 ※1  白醤油は、色がつきにくく、素材の香りを引き立たせます。
   好みですが、醤油の香りも欲しい時は薄口醤油でもおいしそう。
 ※2 少し甘さ控えめの分量。みりんの味でも甘さが異なるので、好みで調整。

・30分から1時間浸水しておいたお米に、調味料とだし汁を加え、炊飯器のメモリに合わせる。調味料が均等に混ざるように掻き混ぜたのち、切った茹で筍と油揚げを加えて、炊飯。
・炊き上がったら、かき混ぜる。
・気分で胡麻や海苔をトッピング。胡麻の香ばしさと油脂感で、風味が濃厚に。

余ったご飯はおにぎりにして、明日のお弁当にしよう。

たけのこご飯を食べていると思い出すことが2つ。

1つ目は、母は季節ごとに旬のもので炊き込みご飯を作ってくれていて、春の終わりの時期に「間に合ったよ!」と言ってたので、何が出てくるのかと思ったら、たけのこご飯でした。その時は、そんな大げさな、と思っていたけど、「旬のものをおいしくいただく」あたり前のようで、とても貴重。

2つ目は、実家の近所の家の庭に木の芽の木があって、たけのこご飯の日は時々もらいに行ってました。母が行くと、そこの家の人との話が長引いてなかなか帰ってこなくなってごはんの支度が遅くなったり、炊き上がったたけのこご飯をお礼に持って行ったり。近所付き合いは今も続いていて、遠く離れている私にとっては、近所の方々がいるのでとても心強い。

「食」について考えていると、そういうことも一緒にたいせつにしていきたいと思う、今日このごろ。

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#foodskole   #フードスコーレ #食と向き合う #フード #おうちごはん  

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