【参加型勉強会レポート】デザイナーが考える、エンジニア×デザイナーのコラボワーク
こんにちは。デザイングループの小高です。
今回はソニックスの社内勉強会についてです。たびたびnoteの執筆もしているデザイングループが初登壇。私達デザイングループの業務紹介も交えながらお伝えしていきます。
勉強会って?
ソニックスが創業まもない頃、社員が自発的に不定期開催していたのが勉強会の始まり。現在は月一回の定期開催となっています。
自主的な学びの姿勢を大切にするソニックスなので参加は任意ですが、毎回会場(自社内オープンスペース)が埋まる盛況ぶり。(みんな学ぶのが好きなんだなぁ・・・)
エンジニアが登壇する勉強会のテーマはこんな感じ。
デザイングループって?
デザイングループは開発エンジニアが7割を占めるソニックスでデザイン業務全般を担う部署です。
業務内容を3つに分けて説明すると、1つ目はソニックスが提供するアプリ開発やWebサービスのUI制作。新サービスを起案するプロジェクトには上流から参画し、ペルソナ設定からカスタマージャーニーマップの制作などUX領域の業務も行います。エンジニアとデザイナー、そして営業が社内で密に連携することを強みに、ユーザーファーストでありながら開発効率にも優れたUI制作を心がけています。
2つ目はサービスのリリースには欠かせないLPや、印刷物を含めたプロモーションツールの制作。これらはUI制作がきっかけで、お客様からご依頼をいただくこともありますし、こちらからご提案させていただくこともあります。
3つ目は自社のコーポレートブランディングや採用・広報活動のためのツール制作。(noteの執筆も採用・広報活動の一環!)自社サイト、採用サイト、企業案内、会社紹介動画、宣材撮影、オリジナルグッズ(Tシャツなど)など、自社のVIがブレないようメンバー全員が意識しています。
▼オリジナルTシャツが社員に届くまでの様子を紹介した記事はこちら
では、勉強会に話を戻します。
登壇したデザイングループの丸岡と小高が時系列にそって振り返っていきます!
「実践!エンジニア×デザイナーのコラボワーク」に決定!
小高:デザイングループが勉強会に登壇するのは初めてで、貴重な機会だ!と準備段階からグループ全員で意気込んでいたのを覚えてる。
デザイングループがソニックスでこうありたい、という理想の姿をまずしっかり考えてテーマを決めようというのはマネジャーとも最初に相談していたよね。
丸岡:そうそう。デザイングループのミッションは「最適な設計でプロダクトの価値を高める」。
ただ見た目を美しくするだけじゃなくて、開発者が実装しやすく、運用性の高いUIデザインを作ることが目標。それにはエンジニアとデザイナーがしっかりコミュニケーションしないといけない、ってところからだった。
小高:例えばデザインすることで開発工数も減らす、とかができたらいいよね。というわけで勉強会のゴールを「開発チームと共創するメソッドを一緒に模索したい」に設定、決まったテーマは「実践!エンジニア×デザイナーのコラボワーク」。
丸岡:”一緒に”ってところがミソですね。テーマに”実践!”とあるのにも訳があります。
初めての試み!「ワークショップ型勉強会」をデザインする
小高:コラボワークしたいです、と一方的に発表するだけでは説得力が出ないし、盛り上がりにも欠けるな、というのが課題だったね。
丸岡:やるからには興味を持って聞いてもらいたいし、楽しんでもらいたいという欲も出てきて・・・
小高:そこで思いついたのが「ワークショップ型勉強会」。ソニックスの勉強会はリモート参加できるようZoomで配信しているので、デザインツール「Figma」のオンラインホワイトボード「FigJam」を使って遠隔参加できるワークショップを盛り込む計画にしました。これがテーマの”実践!”の部分です。聞く側に参加してもらうワークショップ型勉強会は初めての試み。
丸岡:業務でよく使用しているFigJamですが、何十人もが同時に書き込むパターンを経験したことがなかったので、ワークショップがうまくいくか不安でした。しかしタイムリーなことに、準備期間に参加した外部セミナーでFigjamを使ったワークショップがあり、1000人くらいが同時に書き込んでるのをみて、これはいけるなと。
小高:朗報だったよね!何人かのエンジニアに、他社デザイナーとのコミュニケーション経験をヒアリングしたり、デザイン視点での理想的なプロジェクト進行についてリサーチを重ねて事前準備を進めました。
盛り上がるか不安…緊張の当日。
丸岡:当日は社員に来てもらえるかめちゃくちゃ不安だったなー。
小高:盛り上がらない事を想定して、BGMとか効果音を大量に用意していきましたね・・・笑
丸岡:結果として当日は沢山の社員が参加してくれて、とても盛り上がりました!たくさんの
小高:まずはデザイン視点のワークフローや、プロジェクト進行中のあるあるなミスコミュニケーション例を紹介。その後、二種類のワークショップを行いました。
ひとつめは題して「こんなFigmaは嫌だ!どんなの?」。エンジニアに、デザイナーが犯しがちな過ちを沢山挙げてもらい、震えながら肝に銘じました。
丸岡:もう一つのワークショップは仮プロジェクト「社内の不便さを解決するポータルサイト」のアイデア出し。社員が抱えるちょっとした困り事や感じている不便さを出し合って、そこからサイトの機能を一緒に考えよう!という内容です。
小高:仮プロジェクトを立てたのは、実務に近い形でエンジニアとコミュニケーションが取りたいという目的があったから。さらに、ユーザー目線でも社員に参加してもらいたい!という意図で、「社内の不便さを解決するポータルサイト」に設定しました。
なんとか成功、勉強会。俺たちの戦いはこれからだ!
小高:FigJamは初めて経験する社員も多くいたけど、スタンプ機能などを沢山使って盛り上がってくれて、ノリの良さが本当にありがたかったです。
丸岡:勉強会のために行った社内の困り事ヒアリング、盛り上がったのは嬉しかったけど、同時に課題も見つかったよね。せっかくだから、本当にポータルサイトを作って、課題を解決するまでやりきりたい!
小高:自社で使うシステムも自分達で開発しちゃうソニックスだから、可能性は無限大だね!
丸岡:ワークショップをすることで、デザインに対する意見をたくさんのエンジニアから聞けたのが嬉しかった。「開発チームと共創するメソッドを一緒に模索したい」というゴールになんとか辿り着けたと思います。
小高:いいコミュニケーションでいいプロダクトを作ろう!
小高・丸岡:俺たちの戦いはこれからだ!
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