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厚生労働省の「地域雇用活性化推進事業」に曽爾村が採択されました。

こんにちは。菊原です。
 
夏の暑さも少し落ち着きが見えてきました。
 
ただ、毎日の天気が不安定で、かんかん照りなのかと思いきや、急に雲行きが怪しくなったりして、瞬く間に土砂降りの雨、なんて、なんだかシンガポールや香港で経験したスコールのよう。気候変動の影響が、曽爾村でもすこしずつ現れてきているのでしょうか。
 
 
さて、つい先日の8月31日に、厚生労働省から曽爾村が「地域雇用活性化推進事業」の採択地域に選ばれたニュースリリースが出ていました。

 
<令和4年度「地域雇用活性化推進事業」の採択地域に、10地域を決定しました。>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27556.html
 
 
そういえば、『「すまい」と「しごと」はセット。』という記事を書かせていただいたのは、今年の2月のこと。

 
<過去記事:「すまい」と「しごと」はセット。>
https://note.com/soni_summit/n/n3740937c5617
 
 
その記事の中では、移住希望者の方に、空き家を案内させていただいて好印象を持っていただいても、そのあとの「仕事はどういったものがあるんでしょう???」という質問に答えきれず、なんとも歯がゆい想いをしていたことを書きました。
 
そして、その想いをバネに、村の中に仕事を創ること、いや、もちろん自分で創るわけでは無く、実は村の事業者の方の中には、人を求める声なき声があるのではないか、と仮説を立てて、村役場から事業者向けにアンケートをお配りしたのが、3月の中旬あたりでした。

 
<過去記事:シゴトのアンケートをお配りしました>
https://note.com/soni_summit/n/nd5378d7a6d5c
 
 
そして、そのアンケート結果をもとに、村内事業者のみなさんのご要望を取り纏めました。

 
あるんです、シゴトは。実は見えていないだけなんです。
大事なことは、それを丁寧に一つ一つお話を伺いながら掬い上げること。
 
昔から事業の話を聞かせてもらうのが本当に好きなんですが、アンケートのフォローアップで、事業者のみなさんのところにお邪魔させていただくときは、やっぱり楽しくていつも目がキラキラしてしまいました(笑)
 
 
そして、村内事業者と求職者をマッチングさせる事業を予算面でサポートしてくれるのが、今回の「地域雇用活性化推進事業」。

村役場のメンバーが中心となり、サミットも手伝いながら、中山間地域である曽爾村ならではの特色を持たせたプランを練り上げ、6月に申し込んだのでした。
(プランにご関心のある方は、是非以下の資料をご覧ください!)

 
<資料の7ページ目が曽爾村です!>
https://www.mhlw.go.jp/content/11606500/kasseikareiwa02.pdf
 
 
8月の頭にはドキドキのプレゼン。
コロナの影響もあり、ZOOM越しのプレゼンは、聞き手の顔が見えないため、話が響いているのかどうか、なかなかわからないまま時間終了。
ただ、それまで準備を進めてきたプランとプレゼンは、関係者全員でやり切った感がありました。
 
 
そして、今回の採択地域発表。
足掛け半年をかけた取組であったこともあり、振り返ってみると、この制度を一番最初に伺ったときは、何十ページにもわたる応募マニュアルと格闘しながら、本当に申込みできるんだろうか???、と頭を抱えていましたが、やはり継続は力なり。日々悪戦苦闘しながらも、一歩ずつでも歩を進めて行けば、なんともいつの間にかえらく遠いところまで来るものです。
 
 
とはいえ、この事業がはじまるのは今年の10月。そこが本当のスタートラインです。
 
良いスタートが切れるよう、そして移住を希望されておられる方に、スムーズにシゴトをご紹介できるよう、励んでいきたいと思います。

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