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20代最後の年にしたいことをリストにしてみた

今年、29歳になる。
29歳の誕生日をきっかけに、私は20代最後の年をどう生きたいか真剣に考えてみた。
「最後」の年と考えた時、どうせなら20代までしかできなさそうなことに挑戦したいと強く思った。そして、自分自身を変えたいと思った。
※詳細は以下

私は昨年2021年の冬に、第一子を出産した。それからというもの、育児に追われる日々を過ごしてきた。
3時間おきの授乳や、赤ちゃんのお世話の合間を縫っての家事。子供が生後半年を過ぎてからは、慣れない離乳食に夜泣きの対応、毎日なんとかやっていくので精一杯だった。

そんな育児漬けの生活を送っているうちに、私の胸には、自分が社会から取り残されていくという危機感が募っていった。
朝起きてから寝るまで、会話をした相手は夫のみという毎日の中で、このままでは自分は他者とコミュニケーションをとる能力を失ってしまうのではないかという焦りさえ芽生え始めていた。

幸い、生後10ヶ月を過ぎた頃からは夜泣きも落ち着いてきて、少しだけ自分の時間を作ることができるようになり始めた。

これまでは、将来に向け自己研鑽になるようなことをしようと思った矢先、子供の夜泣きが始まったり、自分や夫が体調を崩したりと、まとまった時間を確保することができなかった。

今回こそは、ただ考えるだけで満足はしたくない。ちゃんと行動に移して自分を変えたい。
そう思った私は、実際に「20代最後の年にやりたいこと」を紙に書き出してみた。

些細なこと、多分できないであろうことも、「やりたいこと」であれば目の前の紙に書いてみた。「やりたいこと」をするのだから、入り口から制限を設けるのではなく、自由にやっていこうと思った。

しかし。思いのほか、やりたいことが思い浮かばない。
最初は、思いついたことをリストにして、一年かけて一つずつ達成していくというイメージだった。だが、書き出した項目が少な過ぎて机の上の紙は願い事を箇条書きした惨めっぽいメモになっていた。

自分という人間は発想も貧弱だと少し呆れてしまった。
でも、やりたいことはこれから見つかるかもしれない。まずは、思いついた中から挑戦できそうなことから始めよう。

そう思って目の前のメモを見直してみると、あることに気がついた。
それは、自分の容姿に関する項目が比較的多いということだ。
たとえば、「カラコンをする」とか、「ブリーチをする」といったことである。

私は美容にはあまり興味がない。子供を産んでからは、自分の見た目に関してはことさら無関心になっていた。
そのせいか、産後は老化が激しく、6歳上の姉からも顔が「おばちゃん」と言われる始末。

気にしていないつもりでも、やはり気になっていたのかもしれない。それに年齢と見た目は密接に結びついている。
20代最後の年に自分自身の外見の手入れをしたいと感じるのは、至極真っ当なことだろう。
何事もまずは形から入るという考えもある。

そこで私は、「20代最後にやりたいこと」として、最初に見た目を変えることに挑戦することにした。
次回は、見た目を変えるためにまずメイク方法を見直したことについて、詳しく書いていこうと思う。

最後に、紙に書き出した「20代最後の年にやりたいこと」をここに書き残し、自分なりの決意表明としたい。
内容が少な過ぎて覚え書きのようになってしまうが、恐らくこのリストは変動するし、結局は実行できずにそのままになってしまう項目もあるかもしれないが、先に述べた通り自由にやっていこうと思う。


20代最後の年にしたいこと
【見た目系】
・メイク上手になる
・カラコンをする
・ブリーチをする
・タンスの中身をアップデート
【自己研鑽系】
・人と定期的に関わる機会をもつ
・仕事をする
・友達を作る
・できれば車の運転
・文章を書いてお金を稼ぐ
・新しいことに、積極的に、挑戦

 

最後に

前述した通り、本当に箇条書きで面白みのない内容になってしまいました。
このページを覗いて下さった方は、私と同様、多少なりとも自分を変えたいという思いがあってここに辿り着いたのかと思います。

それなのにこのままでは、手ぶらでこのページから帰らせてしまう(そしてきっと二度と戻ってこないでしょう)。それは申し訳ない。なにか一つでも有益な情報を発信したい。

そこで、ここまで読んでくださったあなたに一冊の本を紹介します。

自分を変えたいと思っていた時、夫の本棚にあるのを偶然見つけました。

命を終える時が必ずくるという当たり前のことを気づかせてくれるとともに、それまでに自分は本当はなにがしたいのか、残された時間をどう生きるのかについて考えさせてくれる一冊です。

「死」というワードが何度も登場しますが、決して暗い雰囲気はなく、あくまでも前向きにこれからどう生きたいかを読者に問うています。

人生を「死を迎えるまでに自分に与えられた時間」と捉えた時、このままではいけない、やり残したことがある、ときっと思うはず。

自分を変えることにそこまでの熱意や必要性を感じていない、という方にもオススメの一冊です。
「死」を意識した時、なんでもない今の暮らしがとても幸せなものだと気づくはずです。


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