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「しろべこ農園」という名前に込めた思い

どうも!おばんです!
三度の飯より酒が好きなウージーです。

来年から始める農園の名前は「しろべこ農園」という名前に決定しました!
今回はなぜ「しろべこ農園」という名前にしたかを書いていきたいと思います。

僕は福島県の会津坂下町というところで農家をやっています。
会津には「赤べこ」という郷土玩具があるんですが、そこからきています。
今年の初め頃に色々と話題になっていたので、知っている方も多いんじゃないかなーと思います。

この赤べこには逸話があるんです。

「赤べこ」ってなに?

赤べこはトップにある画像のものですね。
一度はどこかで見たことがあるかと思います。

この「赤べこ」というのはどういった意味なのかということですが、「赤い牛」と言う意味です。
会津の方言で「牛」を「べこ」と呼びます。
なので、「赤べこ」ということですね。

先ほども書いたように赤べこは郷土玩具なんですが、面白い逸話もあるんです。
今から1000年以上も前の話ですが、今の会津にある柳津町というところにお寺を建設中の時に、どこからともなく赤い毛並みの色をした牛達が現れて資材運びを手伝ったとか。
また、赤べこの胴体にある斑点はかつて会津で流行した感染症の天然痘の模様を表していると言われています。赤べこにこの模様を書くことで、天然痘から子供たちを守るという願いを込めて描かれたものです。

そのことから、今年の干支は「牛」であり、現在でも猛威を奮っている新型コロナウイルスから身を守ろうと言うことで、赤べこが今年の初めに話題になったわけですね。

僕はまだまだ「しろべこ」だ

そんな感じで「赤べこ」は会津の郷土玩具でもあり、守り神的な要素もあるんですね。
そんな「赤べこ」のような存在になりたいと思って、「しろべこ」という名前にしました。
全部ひらがなであるのはこっちの方がキャッチーでかわいい感じがしたからです。
「白べこ」と「しろべこ」
なんとなくひらがなの方がキャッチーな感じ。笑

そして、あかべこではなくしろべこにした理由もあります。
赤べこのように会津の人を助けられるような存在になりたいけど、僕自身はまだまだ未熟で「真っ白」な状態なので、「しろべこ」にしました。
これからももっともっと勉強して、成長して、自分なりの色をつけていきたい。
そんな想いが込められています。


月並みな言葉ですが、そんな感じで会津坂下町、会津、福島を盛り上げていけるように頑張っていきたいと思います!

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