農業の後継者問題について

どうも！お晩です！
三度の飯より酒が好きなウージーです。

突然ですが、「農業」をやりたいと思ったことはありますか？
この記事を読んでくれているということは少なからずとも農業に対しての興味があるということだと思います。
でもやっぱり世間的には農業をやりたいって思ったことがある人ってそんなに多くないと思うんです。
ちょっと一部では流行り出してはいるのかな？とは思いますが。
一般的に農業をやりたいと思ったことがある方は少数派でしょう。

今回は農業の後継者問題について書いていきたいと思います。

農業の後継者が減ってきていて、耕作放棄地が増えていることはなんとなく聞いたことがあるかと思います。
新規就農する予定の僕的に農業の後継者が減っている理由は3つあると思っています。
⒈かっこ良くないから
⒉農業界にスーパースターがいないから
⒊親が継がせたくないと思っている

それぞれについて詳しく書いていきますね。

農家ってダサい

これは僕の身の回りのことなので、多くの人に当てはまるかわかりませんが
農家って卑屈な人が多くないですか？
僕のおじいちゃんの話だと、
「農家だから、国民年金しかもらえない。会社に勤めている人は厚生年金ももらえるから俺たちよりもよっぽど良いだぁ〜」とか
「農家は天気に左右されるから大変だぁ〜」
ということを口癖のように言っている。

「農家だから、〜できない」
「農家だから、〜じゃない」
そんな感じで言う人が多い気がする。

そんなことを言っている人を見て、「農家ってカッコいい！」と思う人はいるのだろうか。
自分自身が農家であることに誇りを持っていないんだよね。
そんなんじゃ農家を継ごう！って発想にならない。

なんで卑屈な人が多いんだろう。
これについてもうちょっと深掘りして考えたいけど、今回は無しにして今度改めて書こうかなと思います。

スーパースターがいない

知ってる農家さんいますか？って聞かれてパッと頭に思い浮かぶような人っていないよなーって思うんですよね。
身近な近所の農家さんぐらいはもちろん知ってるけど、誰もが知っているような農家っていないですよね。
今のホスト界でいうローランドみたいな人。

ローランドみたいなその業界のスーパースターって意外と重要だよな〜と思うんです。
野球界で言えばイチローだったり、今は大谷翔平とか。
やっぱりこういう人たちって、キラキラしててかっこいいじゃないですか。
このようなスーパースターを見て、子供たちが憧れてなってみたい！って思いますよね。
農業界のスーパースターがいないというのも後継者不足の要因の一つだと思います。

なんで、スーパースターが誕生しないんでしょう。
ちょっと考えてみて、出てきた理由が2つ。
1つ目は、表舞台が苦手ということ。
農家さんって引っ込み思案というか、目立ちたがり屋の人って少ないですよね。職人さんって感じで、口下手なイメージ。
ちなみに僕もめちゃくちゃ口下手で人のこと言えませんが。
農家さんでもすごい人はたくさんいるのですが、表舞台が苦手な人が多いですね。

2つ目は、ズバ抜けて儲かっている人がいないということ。
もちろん、儲けることが全てではないけど、やっぱり豊かに楽しく暮らすにはお金が必要ですよね。多くの人がお金持ちになりたいというか、お金に不自由なく生活できるようになりたいという願望は少なからずあると思います。
農家でフェラーリ乗っている人とか人とか見た事ないですよね笑
金持ちだからフェラーリ乗るっていうわけではないですけど。
子供のなりたい職業ランキングで「YouTuber」がトップになっているのもやっぱりお金持ちになれるという「夢」があるからですよね。

結局、継いで欲しいの？

僕がじいちゃんに「農家になりたい」と言って返ってきた最初の言葉は
「農家は大変だし、儲からないからやめろ」です。
小さい時から「農業を継いで欲しい」という様な事は言われてきていました。
つい最近まで農家になることに興味がなかった僕は、大学進学で東京に出て、そのまま東京に就職しました。
それからはあんまり「農家を継いで欲しい」ということは言われなくなりました。ただ、地元には戻ってきて家は守って欲しいと言われてはいました。

小さい時から継いで欲しいと言われていたのに、いざ覚悟を決めて「農家になりたい」って言ったら「やめろ」です。


なんやそれ！！！

これって自分だけかなと思って周りの人に話してみたらけっこうあるあるらしい。農業を長年やってきたからこそ大変さがよくわかっていて、だからこそ同じような苦労をして欲しくないという思いが強いんだと思います。

僕の場合は説得して応援してもらえることになりましたが、農地選びで大げんかしたことは前の記事で書いた通りです笑

今ではじいちゃんがやってる柿の手伝いをしたりして仲直りはしているのでご安心ください！

そんな感じで今回は農業の後継者問題について書いてきました。
他にもこんな理由があるんじゃない？的なものがあれば、ぜひ教えてください！
せっかく農業者に僕もなるので、農家になりたい！って思う人が1人でも増えるようにやっていきたいと思います！

最後まで読んでくれてありがとなし！！