【オープン社内報#31】新しい図書館をつくる
こんにちは。株式会社ひらくの染谷拓郎です。
7月もあっという間に後半戦。最近はこの猛暑にやられています。何をやるにも身体がだるく、気持ちが乗ってこない。いまを乗り切るための唯一の楽しみは夜にセブンイレブンのしろくまを食べること(いちごたっぷりの方じゃなくて、いろんな果物が乗ってるほうです)。コンビニアイスで350円と強気の料金設定ですが、とてもおいしい。練乳には中毒成分が含まれているようです。
さて、今回からサムネイルの画像を一新しました。ひらくの3事業を象徴するカラーを背景にしたレイアウトがとても素敵です。デザインしてくれた佐久間結子さん、ありがとうございます。
今回の号は、先日情報解禁になったプロジェクトについて。今回ひらくは「八女市立図書館本館整備基本計画策定業務」を面白法人カヤック、図書館総合研究所との3社で受託しました。
カヤックさんのプレスリリース
八女市立図書館本館整備基本計画策定業務委託公募型プロポーザル実施要領
ここ数年、一緒にさまざまなプロジェクトをご一緒している図書館総研さんと、以前から取り組みや在り方に注目していた面白法人カヤックさん。その3社で進めていけることがとても楽しみです。ひらくは、新しい図書館づくりにおけるコンセプト策定の領域を主に担当していきます。
先日初めて八女市に行ってきたのですがとても良いところでした。福岡市内から車で1時間ほどで、八女茶をはじめとしたさまざまな農作物や、古い街並みを大切にした通りには「うなぎの寝床」さんをはじめ素敵なお店もたくさん(今度もんぺ買います)。図書館も建物自体は年季が入っていますが、運営されている方や市民に大切にされていることがわかる風通しの良さを感じました。配架図書はピシッと並び、地域の方が本を開いたり新聞を読んだりしていました。
とても驚いたのが、市の担当者の方がひらくを設立したときのステイトメントを読んでくださっていたこと。「モチベーションインフラ」の考え方に共感してくださっていました。蛇口をひねれば水が出るように、スイッチを入れれば電気がつくように、図書館に行けば好奇心や学びの種が見つかること。行政が図書館を整備する際に、僕らのようなチームを招き入れてくれる責任とわくわくを感じながら、より市民の方に愛されている図書館の構想を作っていければと思います。
それにしても、自分が考えてきたことが文章に残り時間差で遠くの誰かに届いていく。文章を書く苦しみは相当なものですが、こうしたことがあるとやっていてよかったと実感します。
AIによって、情報流通の流れはガラッと変わっていきます。いまはまだそこまで影響を感じないかもしれませんが、10年後には、明らかに状況は変わっているでしょう。情報流通の整備側に入ってビジネスをするのか、その情報流通で取りこぼされるところに商機を見つけるのか。僕としては、ひらくが掲げる「場と機会をつくり、うれしい時間を提供する」というコンセプトがよりくっきり必要とされる未来がくるのではないかと思っています。その時に自信を持って様々なプロジェクトを手掛けられるように、この新しい図書館づくりの仕事をしっかり進めていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今日もがんばりましょう。
染谷
ーー
今週の「うれしい」
先週末に抜歯予定だった前歯は経過観察となり、まだ僕の上顎に存在しています。歯医者さん曰く「いつかこの歯は抜くけれど、それは今ではない」とのこと。トップガンマーヴェリックの「いつかその日がくるかもしれないが、それは今日ではない」みたいでカッコいいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?