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出来なかった事は、出来るようになっていく。

こんにちは!愛知県名古屋市、大府市でパーソナルトレーナーをしている染谷海時(そめたにかいと)です。

先月末、今月頭と2度スノーボードに行ってきました。


そんな中で「出来なかったことは出来るようになっていくんだな」と感じたことがあったので、そのことについて書いていこうと思います。 


染谷のスノボ歴は浅い

私がスノボーに行った回数は、生涯でまだ両手で数えられる範囲です。
そして、お世辞にも上手いとは言えないレベルです。笑

もう初めは周りと比べて恥ずかしい気持ちでいっぱいで、不満で顔を曇らせながら滑っていたことと思います。

スノボ自体は、専門学校時代に初めてやりました。私の専門学校は総合型ということで、ビジネス科があったり、チャイルドケア科があったり様々な職を目指すカレッジがありました。

その中の一つにスノーボードカレッジ🏂というスノーボーダーを目指す学科がありました。
そのカレッジと私達スポーツトレーナーカレッジは、彼らがシーズンオフの夏場には私達がトレーニング指導をし、シーズンインの冬には私達がスノーボードを教わるというカリキュラムがあり、そこで人生で初めてスノーボードに乗りました。

2度目はそこから6年ほどの月日が経ち、パートナーがいる愛知に行ってから。そこから彼女の冬の楽しみの一つであるスノーボードに毎冬一緒に行く機会が増えていきました。

スノボからの学び

2度目に乗った時は、初めてから6年も経っていたので感覚なんてものは忘れており、もう怖いのなんの。

ボードを横にして、減速しながら滑る木の葉を多用していました。後半は板を縦にしながら滑れるようになりましたが、加速が怖いからすぐまた木の葉になってしまう。

でも出来ない自分が情けないと思う一方で、「木の葉は出来る。そこから向き直すことまでなら出来る」とも感じていました。

そして、減速が出来ることの大切さを感じました。減速さえ最低限出来れば、たとえカッコ悪かろうとも滑ることは一応できるし、自分や周りの身を守る事が出来るし。何かあれば止まる事ができるって素晴らしいと思いました。

止まれるから思い切って走れる。
減速が出来るから加速と再加速ができる。
加速の前に減速が大切なのは陸上も雪上も同じということですね。
ただ翌日もちろん脚はパンパンの筋肉痛でしたが(笑)

そこから年に二回ずつくらい乗る中で、
「カーブができてきた」
「エッジを立てられるようになってきた」
「左右に思った通りに曲がれるようになってきた」
「目線を遠くに置く余裕が出てきた」
「(私は左脚が前のレギュラースタイルなので)左脚に体重がかけられるようになってきた」

など一回一回、周りと比べて出来ない自分を嘆く一方で、「これができるようになった」を陰ながら積み重ねていました。

調子は「過去イチ良い」と答える

スノーボードに行くと、パートナーには「調子はどうよ?」と毎回聞かれるのですが、私は毎回「今日は過去一番良いよ」と答えています。

まあ当たり前と言えば、至極当たり前なのですが、今日の自分は前回までの自分に比べて、出来たことや失敗したことを実感して試行錯誤をした積み重ねがあります。

その経験値がある中での当日のスノーボードなわけなので、当然その日の調子は過去一番良いに決まっているのです。

出来なかったことは、出来るようになっていく。

今日の自分は、過去イチ良い

この考え方はトレーナーとしてこども達の指導をしている時にとても大切にしていた考え方です。

成長期の彼ら彼女らは、物事を素直にどんどん吸収して自分の糧としていくので、本当に1日1日の成長が見ていて分かるほどに素晴らしいのです。

出来なかったことはそこから得た経験を積み重ねていけば、出来るようになっていきます。
もしかしたら時間がかかってしまうかもしれないし、さらに色々な失敗も重ねてしまうかもしれないけれど、出来るようになっていきます。

それは「こどもだけなのか?」と言うと
もちろん今日お伝えしたことからも分かるように大人も成長していきます。
というか時間の流れがあるので、人間は皆死ぬまで、ずっと成長期なはずです。

私自身、こんなことを書いておきながら自己肯定感が高くないので、こういう考え方が出来ない時も多いです。

でも別日に改めて振り返る時には必ず最後にはできたところも見るようにしています。

私自身の例では、出来ていないところも、出来たところも両方とも自分の内で見えてはいるのですが、どちらをより強く感じよう見ようとするのかといえば、目を向ける方向は出来ていない側にいくことが多いのです。

恥ずかしながら、私自身今この文章を書いていて「それならもっと出来たことを見てくれ!この考え方を他の事にも活かしてくれ!」と書いていて、自分に対して思いました(笑)


今回の感じたこと、書いたことを通して本当に日々のありとあらゆることが学びだなと思った今年のスノーボードでした。

私自身、スノーボードも含めて
まだまだ、精進していきます✊

それではまた。

染谷海時

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