今年の読書No.107『嫌われる勇気』
こんにちは!今年は年間366冊の本を読む予定の染谷海時(そめたにかいと)です。
読書は、「興味のあるもの」「知識を入れるもの」「ゆっくりと内省しながら読むもの」をその都度選びながら読んでいます。
今回は、自己を振り返り、内省できる一冊でした。
今回読んだ本は、こちら
『嫌われる勇気』
アドラー心理学の考え方を、対話形式で表現していて、読みやすい一冊です。
アルフレッド・アドラーは、フロイトやユングと並ぶ心理学の三大巨頭の1人。
どうすれば、人は幸せに生きることができるのか。に哲学的な問いについて、今一度考える機会になりました。
印象に残ったところ
・人は、いつでも変われる。
変わらないと決めているのは、他ならぬ自分である。
・すべての悩みは、対人関係の悩み
人は他者との関わり方で悩み、苦しむ。
ただ比較や劣等感を感じる必要は、ない。
キーワードは「課題の分離」と「共同体感覚」
・あなたには、存在するだけで価値がある
最近耳にする自己肯定でなく、自己受容が大切。あなたはありのままで、素晴らしい存在で、それをどう意味づけるかは、あなた次第。
・いま、ここを真剣に生きる
変えられない過去に捉われず、「いま、ここを生きる」この考え方は、仏教や様々なところで出会います。
未来に不安を覚えたり、過去に後悔したりする現代において、改めて大切な考え方だと思います。
・人生は、無意味ではなく、未意味。
この言葉には、ハッとしました。無意味ではなく、未意味。私も含め、この捉え方で楽になる人は多いのではないかと感じました。
まだ意味はない。起こった事象に対して、意味は自分で決められる。これから自分で意味を見出していけばいい。その捉われない自由さは、旅に似ているなと思いました🌬️
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