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5年日記って5年後の自分が楽しめるだけじゃなく、子どもや孫にも楽しんでもらえそう!

先日の土曜日の夜遅い時間にNHKをつけてみたら、【ETV特集 昭和天皇が語る 開戦への道】という番組が再放送されていました。子どもと一緒に夢中になって見てしまいました。

この特集は、NHKが入手した「拝謁記」に基づいて作られたものです。

NHKは初代宮内庁長官が、5年近くにわたる昭和天皇との対話を詳細に書き残した「拝謁記」を入手しました。その記述から、昭和天皇が、戦争への後悔を繰り返し語り、終戦から7年後の日本の独立回復を祝う式典で、国民に深い悔恨と、反省の気持ちを表明したいと強く希望したものの、当時の吉田茂総理大臣の反対でその一節が削られていたことがわかりました。
分析にあたった専門家は「昭和天皇は生涯、公の場で戦争の悔恨や反省を明確に語ったことはなく、これほど深い後悔の思いを語ろうとしていたのは驚きだ」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/emperor-showa/?tab=1&diary=1

昭和天皇のお言葉がこのように書き残されて、今の私たちにも伝えられる。とても興味深かったです。

また更に、2021年9月には、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開され、「拝謁記」と「日記」2つの資料から、昭和天皇と側近たちの声が直に伝わってくる気がしました。


それを見て思ったんです。

私は5年日記を去年の10月から書いています。

娘たちにもプレゼントして、3人で書いています。5年間書いたら、2年生だった次女が6年生になり、5年生だった長女が中3になる。読み返したら、自分自身の色々な変化や経験に気づき、支えになるだろうなと思います。

だから、『5年日記を続けていたら、読み返した時におもしろいだろうな」という理由で書いていました。

で、さっきの天皇の側近が記した「拝謁記」と「日記」の話に戻ります。

その番組を見ていて気づいたのは、
『この5年日記って、自分自身が過去のことを振り返るのはもちろんだけど、将来私が年老いていなくなっても、娘たちや孫がこの日記を読んだら、私を感じてくれるかも。』ということです。


例えばカセットだったりDVDだったり、或いはビデオカメラなどは、何十年後にそれらを見るデバイスが存在するかわからないし、壊れてしまって再生できないかもしれない。

でも、日記のように紙で保存されたものだったら、何十年後もそれを開けば確実に読める。つまり、未来に残しやすい。

自分しか読まない前提で書いている5年日記。だから、色々なことを自分に正直に綴っている。

こうやって2022年に書いていることが、後々娘たちや孫に読まれるだなんて、ちょっと恥ずかしい気もする。でもそれより何よりも、そのページを開く時だけでも、【私】を思い出してもらえる、感じてもらえることはとっても嬉しい。

だからもっともっと素直に書こう。

たまには、何十年後の娘たちや孫に向けたメッセージを、今のうちにこっそりと書いておいてもいいかもしれない。


あなたは今何をしていますか。何を想っていますか。私は今までもこれからもずっとあなたが大好きです。


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