#23 LINE Fukuoka & ヤフー福岡 Developer Meetup #1 に参加しました【感想メモ】
きっかけ
こちらのイベントテーマが「品質向上」ということで、QAエンジニアとして興味がありましたので参加してきました!そのレポートを記事として残しておきたいと思います。(ライブで記載している部分もあるので雑なのところあれば、すみません!)
品質と向き合うための第一歩
「内部品質」:如何に楽に開発できるかが今回のテーマでした。
あるあるの悩みである、コードの難しさが「伝わらない...」ということ。
・当たり前だと思っていた
・管理職レイヤーにも表現しづらい
などなど、コードの難しさと意思疎通の難しさがネックになってきます。
「感情的にではなく、定量的にコードの難しさを表現する」
→SonarQube(ソナーキューブ)を活用して定量化する!
→必要なテストケース数・ネストなどの理解しずらさなどが定量化できる!
実際に実践してみたところ、複雑度をマッピングしてモジュール毎に「複雑度」をスコア化できたそうです。モジュールを修正する難易度を数値化できれば「優先度判断の材料」にもなり得る情報であると感じました。
その他メモ
・品質に向き合う文化を創り出す
→準備不要な輪読会はおすすめ
・モブリーディングを実施して暗黙知を広げる
・まずは一歩!品質を把握するところから始めよう
PR-Driven E2E Testを用いた開発者体験向上の取り組み事例
開発者体験=開発者が開発しやすい環境を整えること
→LINE Fukuokaではテスト通じて提供するようにしているそうです。
問題点
・サービス変更に自動テスト対応が遅れてしまう
・開発者へのフィードバックが遅い
LINE FukuokaのSETは開発チームにJOINして、自動テストだけでなく、プロダクトの開発も行っているそうです。
PR-Driven:プルリクエストドリブンなE2Eテスト
→開発者へのフィードバックの高速化(プルリクを出した時に自動テストが走るため、定期的な実行より早いテストが実現できる)
本番環境とテスト環境の差異やE2Eの安定性とも向き合っていかなければいけない中、プルリクごとに専用環境を構築してE2Eテストを走らせるということ自体が、非常に凄いと思いました。(kubernetesを活用してテスト環境を作成しているとのこと)
総じての感想
品質というのもQA目線での品質と、開発者目線での品質があり、どちらの良さも感じられるセッションだったと思います。
SETエンジニア寄りの仕事をしている私としましては、
>PR-Driven E2E Testを用いた開発者体験向上の取り組み事例
こちらのセッションは非常に面白いものでした。
特にE2EテストはQAエンジニア・SETエンジニアが携わりやすい且つ、運用がデリケートな領域だと思っているので、一例を知れただけでも良い勉強会だったと思います。
ここまで、とりとめのない感想をつらつら書きましたが、さらにソフトウェアテスト並びに自動テストについて理解を深めていきたいと思いました。
ここまで、本記事をご覧いただき有難うございました。