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#28 JaSST nano vol.1 参加レポート

きっかけ

JaSST: Japan Symposium on Software Testingとは(ソフトウェアテストシンポジウム)は様々な地域で開催されており、今回はその縮小版であるJaSST nanoを覗いてみましたので、気になったことをメモがてらにnoteに書いていこうと思います!


QA組織立ち上げの話

「エンジニアがテストをやるデメリット」
・テスト技法が伝播されない
・作るのに精いっぱいになる

「QAエンジニアを雇うメリット」
・開発効率が上がる
→バグ発生を減らす。品質を上げる
・視点や役割の違い
→リリースを先行するのではなく、リスクにフォーカスできる


アメリカに赴任してQA組織を立ち上げた話

採用について
→方向性のすり合わせは大切
CS(カスタマーサポート)からもあり

オンボーディング
→ドキュメントの整備
→リグレッションテストの動作確認で仕様理解!


10年選手なプロダクトの品質向上の話

課題1:品質基準がない
→要件ごとに達成する「品質目標」を定めている(ISOモデルを参考に)
課題2:ドメインの知識不足により成果物の質が低くなる
→横断的な要件定義レビューを実施。散らばっている知見を集めるようにしている。

テスト開発に関しての課題
課題:テスト設計の粒度が人やチームによって変わる

→「大中小」項目を別の言葉に置き換えている
→検証テンプレートのメンテナンス


テストケースとは?って話

テストケースと言っても人によって認識が変わってくる
→テスト項目ごとに作られた理由があるはず
 →その理由を深堀すれば「チームに適した」テストケースが作れるかも。


新興国で触ったことないプロダクトのQAを2週間で立ち上げた話

新しいことは「とりあえずやってみること」
→オフィスではなく外を練り歩いて製品の文化を理解する

なんでもできるようにする
→小さい組織に関しては自由度が効くように

何をやるか絞り込む
→ゴール設計をして、逆算して必要なものを実施していく


感想

初めの方は参加できなかったのですが、非常に面白いLTばかりで参考になりました!

いずれのLTもQA組織に身を置いている立場としては、あるあるだったり、目からうろこが落ちたりと、参加して良かったと思いました。

somekichiは普段からテスト自動化の方に携わっており、実際のテスターな方々の意見は特に参考になりました。個人的には「テスト設計の話はあるあるで、良くわかる。。。」と思いながら拝見させていただいておりました。次回も是非参加したいなと思っております!

月一のペースで行われていくようですので、もしご興味があればcompassやtwitterなどで検索していただければと思います!

ここまで本記事をご覧いただき有難うございました!


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