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アルプラゾラム 好き好き大好き

私はアルプラゾラムが大好き。
知ってる? アルプラゾラムは抗不安薬の1種で、SSRIって言われるやつの部類なんだって。
主にパニック障害の発作や不安障害の不安時に飲むように出されるらしい。あくまでも頓服なんだって。

でも私は毎日飲んでる。味は苦いから舌下で飲めないけど、舌先に置いておけば水が無くても飲める。

アルプラゾラムの何が好きかって、飲んで30分で感覚が麻痺するところ。すべての感覚が鈍くなって、脳に蔓延るふわふわ感だけを、思う存分堪能できるところ。効いてる2時間の間だけは何でもできるかもって、自分がヒーローになったみたいに思えるところ。

あの状態は上手く言えないけど、きっとお酒に酔うとかそういう状態なのだろう。私は嘔吐恐怖症だからお酒は滅多に飲まないし、酔う感覚はわかんない。でも、アルプラゾラムだったら手軽に味わえちゃう。

あの瞬間だけは、口に含んだ時がどんなに不安でも、やる気がなくても、気が乗らないことがあっても、1時間後にはスーパー無敵状態になれちゃう。

でも処方制限がある。忌々しい。アレのせいでどんなに多く欲しくても30回分。私はあと100回分欲しいのに。

こういうのを依存って言うのも知ってる。不要時に飲むのを止めないといけないのも知ってる。でもやめたら私は、そこで生きることを放棄するだろう。

アルプラゾラムが無ければ、どんなに楽しみなこともパニック発作のせいで出来やしない。東京にヲタ活しに行くことも、フォロワーさんとカラオケや映画に行くことも、マチアプの人間と会うことも、仕事に行くことだって。ぜーーーーんぶ出来なくなっちゃう。

言わば植物人間になってしまう。生きてるのに、生命活動は皮肉にも行われているのに、やりたいことができない状態で生かされてしまうのに。そうなるくらいなら、どうせあと20年内に死ぬ今のうちに、アルプラゾラムの楽しいところを味わっておく。

アルプラゾラムがあれば新幹線だってなんのその。1人東京だって、初対面の人と話すことだって、怒られたあとの会社出勤だって。全てが難なくクリアできる。人生イージーモードに切り替わるんだ。

まあ、2時間だけだけど。あとの時間は半減期間になって脱力感とだるさが残るし、眠いし、喉乾くし。喉乾くのはいいか、あの時に飲むジュースや炭酸は死ぬほど美味しいから。

メンタルがやばいときは1日で5錠飲んだ。美味しかった。楽しかった。映画の楽しさよりもフワフワ感しか覚えてない。ごめんねフォロワー。楽しかったのは本当だよ。

仕事が嫌いな人間が上手くやれてるのは、紛うことなきアルプラゾラムのおかげ。書いてたらまた飲みたくなってきたな。立派な依存症だけどいいんだ。死ぬことは決まってるんだから。

私が処方されたのはアルプラゾラム0.4mg(ソラナックスの後薬らしい)だけどこれって0.8mgないのかな?
そっちの方がお得な気がする。アルプラゾラムが市販で手に入るようになったらいいのに。お給料のいくらかはそっちに行くだろうね。

これからも私のアルプラゾラムライフに幸あれ。

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