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クラウドファンディングのお金の使い道

こんにちは。名古屋で伊勢茶カフェの店長をしています、松本壮真(まつもとそうま)です。

今日は先日開始したクラウドファンディングのお金の使い道の話をしたいと思います。

昨日サラッとお伝えしたクラウドファンディングなのですが、思った以上に反響をいただきました。目標金額15万円に対して、3日目の現時点で25万円を超えています。本当にありがたいです。

クラウドファンディングについて思う事があったので、今日はクラウドファンディングについて書きます。

ちなみに、そもそも「クラウドファンディングに挑戦したのは今回が初めて」「しかもメインで動いたのは僕ではない(というかほぼ僕は何もしていない)」「さらにまだ終了していない」ので、あたたかい目で『ほ〜う。君はそう考えるんだね』と腕組みしながら聞く気分で読んでください。

「金の成る木」ではないということ

クラウドファンディングはお金を刷る現金印刷機ではなく、信用とか愛着を換金するものだと思っています(どこかで聞いた言葉を借りました)。そして意識しないといけないのは、(改めて言いますが)最も重い「信用・愛着」などを換金しているという事実です。

『賭博黙示録カイジ』で利根川が『カネは命より重い!』と言っていましたが、今は「命より重いカネより重い信用と愛着」が最も大事だと思います。そしてその最も大事なものをお金に換金しているという事です。

一朝一夕で出来るものではないからこそ余計に大切です。

ちなみに余談ですが……
なんとなくクラウドファンディングって、ラクにお金が入っているようにも見えてしまうかもしれません。ある種「不当所得」的に。ただ、正直割に合わないレベルの努力が必要だったりします。特に最初。ウチは(というかやったのは後藤さん)Instagramでフォロワーさん1人1人に制限がかかるまでDMを送りました。800人以上いるフォロワーさん1人1人に、です。クラウドファンディングをやる前に、事前登録のページも作りました。クラウドファンディングを始めてから伝えるのでは遅いと思ったので。これ結構時間掛かります。(今は売れない時期かもしれないですが)商品を売るだけの方が絶対ラクです。

あくまでもクラウドファンディングは共感者(?)とか仲間づくりのために使うべきだと僕は思っていて、だからこそ「みんなでつくる」みたいなクラウドファンディングの在り方が僕は好きです。

想定以上にお金が集まった

思った以上にお金が集まりました。目標金額15万円のところに、すでに26万円以上集まっています(いま再確認したら記事を書いている間にも増えていました)。こんな無名の僕たちがこれだけ集められたのは、金額以上に素直に嬉しく思います。

今日の朝、後藤さんに連絡してこのお金の使い道について相談しました。

もちろんクラウドファンディングの目的である「新茶ティーバッグ」を作るのに使うのですが、ロットから計算してもお金が浮きます(浮くと言うと語弊がありますが)。15万円というのが「最低これだけ集まれば赤字にはならない」という金額だったんです。ちなみにここでは人件費は考慮しておらず、集まっても人件費分の赤字を被る可能性もありました。

今回のクラウドファンディングの経緯

経緯を簡単に説明すると、「今までになかった新茶ティーバッグを作りたい」※という目的があったのですが、課題がありました。①『10kg(約270袋分)』というティーバッグ加工ロット②売れるか分からないものに対してこの時期にこれ以上会社に負担を掛けられない、という大きく2つの課題がありました。それを解決するためのクラウドファンディングでした。
※一般的なティーバッグは「お茶の木の枝」「製造中に出る粉」を使ったものがほとんどで、そもそも品質の悪いものをティーバッグにするという考えが根強い。これを壊したいと思った。(また後日詳しく記事にしますね)

なので、15万円という設定は10kg(約270袋分)を作るための金額(お茶の原価と加工代と諸々)でした。

つまり今回のクラウドファンディングは、素直に「お金を集める」という目的とは違う「一緒に新しいものをつくる」という事を意識したクラウドファンディングでした。

ただ今回想定以上にお金が集まったので、これをそのまま自分たちの利益とするのではなく、何か新しい事に使えないかなぁと思ったんです。

お金の使い道

想定以上にお金が集まったので、諸々計算して余った分は、そのまま利益とするのではなく(休業中なので少しでもそうしたいですが笑)、何か新しい事に全額使いたいと思っています。みんながハッピーな方がいいと思います。

ただこれ別に、僕が100%善人だからという話ではないです。これをそのまま自分たちの利益とするよりも、全額新しい事に使って、今回の支援金でみんながハッピーになればまた次も応援してもらいやすいな、というのもあります。そうすると、みんながハッピーな状態で、みんなでどんどん大きな事ができるようになるなと思っています。もらった分よりちょっと多めに返す、というのが信条です。

まだ全然何に使うか考えてないですが、せっかくなら皆がハッピーになって、支援してくれた人が「支援してよかったな」と思ってもらえる方がいいなぁと思います。また思いついたら書きます。あ、嘘です。たぶん思いついても終了後に書くことになると思います。お楽しみに

では今日はこのへんで。
またあした

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