個性→記憶
肝心な事を覚えてないくせに変な所だけ覚えてるといった事がよくあるせいで、しばしば他人から
「よくそんなん覚えてんな」
なんて言われる事が多い。
肝心な事を覚えてないというのも大問題だが、それは今回置いておくとして、上記みたいなことを言われると「普通の感覚とズレてんのかなぁ」なんて傷ついたりしたもんだけど最近読んだ本によるとによると
人が印象や記憶に残ることは、その人の個性に依存する
(個性→記憶)
そうだ。
今まで、僕は
人の個性はその人の記憶や経験の蓄積で構成される
(記憶→個性)
と思っていたけどその本が主張しているのはその逆である。
考えてみれば当たり前の様に思われるけど、この真逆の矢印「→」の向きは新しい発見だった。
記憶と個性は互いに影響し合うものだったのか!
それなら同じ本読んだり映画観たりしても人それぞれ思う事は違うはずで今までみたいにその事について気にする必要はないのだ。
それから僕はあまりこれといった「こだわり」とか「趣味」とかが無いことに少しコンプレックスを持っていたけどこれを意識する事で新しく今まで気づかなかった「こだわり」みたいなものを発見できるのでは。
しかし、信じたい情報だけ信じてしまい、無意識にバイアスにかかってしまう、という誰しもが持っている脳の悪癖もやっぱりこの作用によるものなんだろうから過信する訳にもいかないのだが…。
とはいえ、忘れっぽいのは本当に問題なので
こっちこそ本当に気にしなきゃいけない。